こんなこと初めてだ、というか全くもっての珍事だった。というのは・・
稽古会場へ向かうのにバス停を目指して横断歩道を渡り初めたその時、履いていた草履の鼻緒がすっぽ抜けた!!
ヒェ~~ッ!!
ヤバ!と慌てて脱げた草履を拾い持って横断歩道を逆戻り。まあ車がズラーっと停まってたわけだからなんとも小っ恥ずかしい思い。人もいたし(ハズいし泣きたい気持ち)
片足だけ草履履いてたら歩きづらいしビッコタッコ(あ、これは北海道の方言らしい)で、もう仕方ないから両足足袋のまま歩き自宅へ急ぎ足。草履抱えて足袋で歩く人・・すれ違う人がなんとも言えない表情してたわ。
まいったなあと笑いながら足袋を替え下駄に履き替えて即出かけた。バスは行ってしまったから歩きで若干遅れて会場へ着くなり身振り手振りでアクシデントのご報告。みんな爆笑。これでヤル気元気が完全に戻った(笑)
正直、歩いていて違和感(歩くごとに鼻緒が緩んでくる感じ?という)があったのだが、まあ結果家の近くでというのが救いだったし転んで怪我とかなかったのが幸い。
そういえばと思い立って履いたのが随分前に頂いていた古い草履だった。やっぱり古い草履には注意だな。底が劣化して崩れてきたというのはよく聞くが、鼻緒のツボごとその紐が外れ出たって、そんなことってあるかァ!?って不思議でもある。
てことで今日の着物は5月だし単衣にした。
踊りの衣装にしてもいいくらいなパキッとストライプの小紋と半幅帯の組み合わせ。ほんとは単衣の名古屋帯にするつもりだったのだが、ダラダラしていて時間がなくなっての半幅帯となった。
毎シーズンお馴染みレースの袖なし羽織もの。これはもう手放せない一枚となってる。
レースのモモンガコートを一旦羽織ったのだが、やっぱりダメだ。モモンガの形だとレース地ではやっぱり滑る。
だからあれは再度別な形の羽織ものに作り替えようと思ってる。