先月、着物の会へ参加した時に使った羽織紐の色が、単色アイボリーで「ただの生成り色ロープみたいだな」と、どうしても気になっていた。
(その時のブログ⇒単衣に塩瀬の帯はアリ?9月下旬の気温と地域性で考える着物コーデ)
他の羽織に合わせるにしても、きっと同じく思うだろう。ということで、羽織紐を染めてみることにした。ただし、全体を染めるのではなく一部分だけの染め。
自分でする羽織紐の部分染め
選んだ染料は「酸性みや古染め」の黒なんだが、他のカラーだと羽織を選ぶかなと思ってのこと。試作感覚でもある。
低温のほうがラクじゃないか?更にはカラーもコールダイオールFというファンシーカラーなんてのもあって、好みで選べる。もっとしっかり閲覧すればよかったと、勉強になった。
コールダイホットの商品ページの説明文を参考に、またAIでも聞いてみて実行した。大雑把な自分らしく、分量は適当だが。
コールダイホットの商品ページの説明文を参考に、またAIでも聞いてみて実行した。大雑把な自分らしく、分量は適当だが。
用意したもの
- 染め粉と酢(食酢 色止め用)
- 85度くらいの熱湯
- 紙コップと、それが入る丁度よいサイズの陶器のカップ
- 染めたい羽織紐。輪ゴム。
手順と方法とその理由
1) 羽織紐をバラけないように輪ゴムなどでまとめる。
2) 染液が均一に浸透するよう、羽織紐を一旦水に浸し絞る。
3) 熱湯を陶器のカップに少しのお湯を入れておく。必要な分量のお湯を入れた紙コップを陶器のカップに重ね入れる。
(その理由は、染料のお湯が冷めると染まりにくく、保温のために考えた方法なのだ)
4) 染め粉を紙コップのお湯に溶かし混ぜ、酢も少し入れて混ぜる。
5) 羽織紐を染めたい位置まで、液に優しく振りながら浸す。
(染液が、羽織紐の染めたくない部分と手などに着かないよう注意しながら)
6) かなり濃い黒に染まるのに気づいたから、最初の倍のお湯を足して薄めた。その中に、ボカシ風になるよう更に羽織紐を押し込み浸した。
(羽織紐には始めに水で濡らしているから、「毛管現象」を狙ってのこと)
かけた時間はわずか10分足らずのことだった。静かに取り出した羽織紐全体を流水で洗い流し、中性洗剤(私は食器洗い用)で洗う。よくすすいで色が出なくなったら水分をタオルで軽く押し取り、一昼夜吊るして完全に乾くのを待った。
それがこうなった。房から漆黒でその上部は薄い黒で徐々に滲みのグラデーション(一応はボカシ 笑)
縛ってみるとこんな感じ。もうちょっと上まで染めてもよかったかな?漆黒より薄めの黒のほうがいい感じだ。薄い部分はグレーかネイビーにも見える。始めから薄めでもよかったんだわと思った。
さて、手持ちの羽織と馴染むかな?今度の羽織着用日のお楽しみだ。
余った染料の使い道
今回ほんのわずかしか使ってないから、染料はまだまだ残ってる。何か他に染めるものないかなと次の試作を考えたら、あまり着ていない長襦袢それも可愛い系カラーの縞のやつ、どうかなと。
あれはポリエステル。元の色(薄いが)との兼ね合いもあるが、全体に薄くグレーがかかると落ち着くのでは?と。
さて、やるかやらないか?保管可能な染料だし急ぐ必要はない。できれば大きな作業はしたくはないし、ということで、しばしの時が必要だな。




