着る気になった・・なんて、着たくないみたいな言い方をしちゃいましたね。そうです!? というか、ひとしきりの着物熱が治まったみたいなんです。
久しぶりに着てまた気付いたことですけど、着物に馴染んだ肩の線が洋服用に戻ってしまったのか、衿がスッと首元に決まってこないのです。
肩が上って前にきてる感じ、それでは衿がきれいに抜けないのね。そこで、首から肩にかけて両手で少しだけ撫でました。そしてゆっくり肩回しもして。
これだけで衿元が決まるようになります。私のちょっとしたコツです。
よく登場している娘時代のアンサンブルで、麻の葉柄のウールです。昔はてっきり「風車」の模様だと思っていましたが、着物に親しむようになって初めてこれは「麻の葉」という柄なのだと知ったのでした。
珍しく帯留めも付けてみました。通したのは真田紐です。そして手彫りの帯留め。尊敬する作家さんがプレゼントしてくれたもののひとつ、これはふくろうですね。
そして、今日の襦袢は冬によく着る「モスリン」(薄手のウール)これも10代の頃のです。ほわんと暖かくって昔懐かしいイメージも好きです。
今日は・・ウールの暖かさと手彫り(心の)暖かさに包まれました。
ほっこりほんわか。