半巾帯の「角出し風」②

シルクウールの単衣、まるで秋の雰囲気ですね。一昨日の稽古日は曇りで肌寒く小雨の日でした。手作りの羽織ものと。

さて、前回書いた半巾帯の「角出し風」①の、チョイ変化の半巾帯「角出し風」②です。
ハイたいした変化もありませんけどね。
帯の長さ加減、くるくる巻き込む方向の好み、形の作り方加減ただこれだけ。
要は好みの問題ってことで、決まりなんてなんにもないから、自由自在にすればいいだけのコト。そして「角出し風」ってのも、あくまでふうですから。
では、左側から見た雰囲気
右側から見た感じ
半巾帯の「角出し風」①と違うところは・・タレを結び目にくるくるっと巻くときの向きが違うだけなんです。前回の時には結び目の下から上にかぶせてゆったりとふた巻きし形を整えた。

今回も同じように片リボン結びをしたあと、違うところは結び目の後ろ(胴に巻いた帯と、片リボンに結んだところの間)からまずタレを上に引き出してから。という部分。
あとは結び目をタレでかぶせるようにひと巻きして、もうひと巻きはごらんのとおり長さ足らず(笑)でこんなんなりました。いいんだよ適当でー

だから、半巾帯の「角だし風」にも、これまた様々なのがあって当然。その人それぞれの好み、帯の長さに合わせたり自由に結べばいいってことですよね?おしゃれ着や普段着の帯結びは、アレンジ、オリジナル、自由に遊ぼう。

サークルの皆さんにも好評で「いつも素敵に結んで~」とほめられ、稽古の休憩中には帯を一旦解いて実演なんかしたりして。その時に、前から気になっていた結び方を私も教えてもらいました。次回結んで行って、合ってるかどうか見てもらうつもり。踊りの稽古も楽しいけど、こういうのも楽しいこと。

YouTubeのショート動画から、帯揚げを使った素敵な角出し風~