真冬にはコレ!ほっこり玉虫「紬の着物」と、切らない「作り帯」の組み合わせ☆刺繍半衿

孫の冬休みが終わってなんだかホ・・ さぁ遊ぶぞお~(=゚ω゚)ノって、違うか。。

そんな本日は「扇初め」ということで着物で参加しました。前もってどの着物でどんな組み合わせで、とか全然決めてなくて慌てて着付けた始末。

北国の真冬に着るには、まずはコレ。節のある地厚な越後紬。ほっこりと温かみのある着物にしました。見る加減によって玉虫に輝きます。光に当たるとゴールデンっぽいの。
ちなみに、以前の写真ですがこの紬、ライトの下ではこんな風にゴールド玉虫♥
この間一気に作った数本の「作り帯」の中から選んだ黒地の名古屋帯

作り帯にもいろいろありますが、これは帯を切らない作りです。お太鼓もすでに形になっていて、くるっとひと巻きし紐で固定するタイプです。(二部式帯・付け帯・作り帯 の記事で、いくつか作り方を書きました)

珍しく刺繍の半衿を。スモーキーなピンク地に源氏香に花ちらし?柄です。硬いイメージの紬に、刺繍半衿が優しさを添えてくれるようです。
アイボリーの縮緬帯揚げで、抜け感?を。ここ迷ったのだけど迷ってる時間もなく決定。
市松柄の三分紐には美濃焼の帯留、パッと手に取ったまま急いでキュッと締めました。

この着物、八掛け(胴から下の裏地)が紫色なんです。袖口の色がそう。

なので襦袢袖(身頃が晒の半襦袢)も同じ紫にしたかったのね。だけどアウト・・半衿を付けてなかったんですよねー。付けてたつもりがすっかり忘れてました。

ま、そんなことで刺繍半衿のついた半襦袢(これも身頃が晒で襦袢袖の付いた「うそつき」二部式、寒いので下は暖かいメリンス生地の腰巻です)にした訳ですが。
正直、急いでたのでチョッピリ不安な組み合わせ気分でしたが、帰宅してから写真で見てみたら・・まあ変ということもないか。と納得。

そもそも、会の方たちにはジャッジする人だ~れもいません。あ、地味なときだけは言うね(おばあちゃんかーい!ってね)

脱いでから、帯揚と帯締めに紫系を置いてみました。実際に着てみないと分からないものですが・・暗いですね。元のコ―デで正解。

帯に使われている色から、着物の色から、あるいはその反対色でとか・・組み合わせってかなり広がりますよね!洋服と同じように自由にコーディネートしたらいいと思います。逆に洋服でならちょっと・・という色柄でも着物なら素敵にイケるってこと大いにあるしね。

さて、作り置きの「作り帯」たち、これから順に今年一度は使っていくつもりです。