二部式作り帯のミニ講習会と踊りの稽古、充実したサークル日

まだ汗ばむ気候の稽古には、やっぱりポリエステル着物。昨日の稽古には今シーズン(秋)初めての単衣でした。

正直気に入ってる着物でも、何年も着ていればやっぱり飽きるもので・・ポリエステルのは尚そうかも。

これは7、8年前くらいだったかな?ネットで新古の反物を三千円程で買い、5千円で仕立ててもらった稽古用の着物。近所に住んでいたご高齢の和裁士さんには、当時何枚もお世話になったものでした。引退されてもう何年経つかな?
私自身以前ほど和服率は激減したことだし、誂えることはこの先もうなさそうです。

今年仲間入りした半巾帯これもポリエステルです。幅も広く長尺。長いのを引き抜き(実際は引き抜かないがそう言う)結びで、畳んでの”変わりヤの字結び” タレが左右に二つあるカタチです。

巾もあるので結ぶと大きめになります。ボリュームのある形に。帯締めすると結構サマになるものです。
サークルでも好評でした。
先週の稽古日の会話で「面倒でなかなかお太鼓をする気になれない」との話から、作り帯のことで話が盛り上がってました。

私自身が、これまでいろいろなタイプの作り帯または二部式帯を作ってきたことから、「次週はその講習会を!」ということになり、興味がある数人だけ踊りの稽古が始まる1時間ほど前に集まり、ちょっとした講習会をしました。(講習会は大げさ)

二部式にするなら「一番使いやすく収納もしやすい」という、付属するものも紐さえも一切ない二部式の作り帯がおススメと、私が持参した見本のソレを実際に締めてもらいました。

紐がないことがまずシンプルでイイ!仕舞いやすい。ということで絶賛し即実行。私的に意外だったのは、全く躊躇なく帯にハサミを入れる姿で、使わないよりずっといいわよ!とのことでした。潔し。

袋帯を二部式にして途中まで仕上げた人が、こんな風になってるのよと、あとから来たサークルの人たちに見せてる場面。残りの針仕事は自宅で完成させることになってます。
いいなぁこの雰囲気。と、にやにやしながら写真を撮った私。

見本の帯を数本と、お針セットやメジャー他小物など、サークルへの往復徒歩はひと荷物でけっこうしんどかったけれど。いつもに増して充実したサークル日となったのでした。

(二部式帯や作り帯の試作などは、カテゴリ二部式帯、付け帯、作り帯にあります。)