5月最初の稽古日、70代80代の普段着物お稽古着物その様子を紹介します。
私はこの日から単衣にしましたが、他の皆さんは着物暦どおりで袷の着物です。今月の中旬が過ぎれば徐々に単衣へと切り替わっていくかなと思います。

それでもはっきりと上手く織り地や色が撮れなくとっても残念なのですが、柄に金銀が織り込まれた御召し?のような紬縮緬?のような感じの硬めな生地で、スモーキーなピンクベージュ色です。
パッと明るいベージュ、これは絞りだそうです。鹿の子絞りともまた違っていて、一見細かな柄と思うような絞り。
本来なら総絞りの着物は好みではないのだそうで、けどこの絞りだったら”絞り”という感じがあまりなく、自分の気持にも嫌味なく着られるとのことでした。秋が待ち遠しくて、などと冗談で笑いつつ・・。
楓の色が緑、黄、赤と、新緑から紅葉がかった染め色になっていることから、柄で言えばきっと通年着られるとの認識でいいのだと思います。
何度見ても、好きだわぁと思ってしまう紬。泥大島に絞りだと思うのですけど、ご本人は頂きものなので分からないと。
袖口の”フキ”にもチラッと見える水色の八掛は、絞りのブルー系に合わせたのかな?
ということで、目にも楽しみを頂きながら日舞の稽古に励んでいます。








