今の時期に丁度よい色目のシルクウール小紋を着ました。もちろん単衣です。
確か2013年、1000円で新古品の反物を買いました。たまたまネットで見つけた呉服店で通常の仕立て賜りの他に「女将さん仕立て」というのがありました。
お店の名称は忘れましたが、ウール系着物なら呉服店の女将さんが直々に仕立てるという「女将さん仕立て」で、ミシン併用仕立てで8000円という破格でした。
しかも、なんと”大居敷あて”(腰から裾後ろ身頃いっぱいに縫い付ける補強又は透け防止の裏地)が生地込みでサービスだったのね。信じられないほど嬉しいサービスでしょ?😆
好みの反物がお安く手に入り、サービス満点の仕立ても良く、自分のサイズでしっかり丁寧に仕上がってきたのが嬉しかったものです。
仕立ての良さって特に衿付けの辺りでよく分かりますよね。着物を畳むとき縫い目通りにスッとキッチリ綺麗におさまるのがBery👍
たまにあるんですよね。衿付け辺りがもたついたり左右が微妙にズレてて畳みにくかったりするのが・・。
という、思い出話をしながら組み合わせた羽織ものは、 3月にリメイクした袖なしの羽織もの(リメイクとは言えないが😅)です。
リメイク羽織り集のページにも加えました。同じ着物で別のレース羽織も合わせてます。
もとは羽織だったわけで通常衿は折り返すものですけど、わたしは折り返さずにそのままサラッとベスト風に羽織るだけ。なので羽織紐とかも要りません。
黒と濃い抹茶といった色味のレース、まぁけっこうな地味色ですよね。合わせるには明る~い色の着物じゃないと、結果どちらも活かせません。
意外とレース地がしっかり硬めで(正絹ではないと思う)、糊気があるのかと先日水に浸しゆっくりじっくり押し洗いしてみました。
ですが糊は関係なく硬い質感は変わらずでした。そこで乾いてから試しに全体を軽くもんでみると、少しですけど柔らかさが出ました。これで体に馴染みます。
稽古へ向かう道行きは、さすがに北海道でも先月からは日傘が必須です。