袷と単衣の混合5月中旬の着物、レースのラフな羽織もの半巾帯いろいろ

単衣の人は何人いるかな?な水曜の暑い稽古日は、8人中私を含めての3人でした(もう1人は決まって洋服に羽織の着用)

どっちにしようか迷ったけど暦通りに袷でとか体感に合わせて単衣にしたなど、それぞれですね。羽織ものは透ける素材で、レースの道中着や紗の道行きも数人いました。

ということで、こちらはグレー系の型染め柄に黒と白のコントラストが効いた半巾帯がスッキリした印象です。レースのショートな羽織ものは前で裾をチョンと結ぶタイプのもので昔からある軽快なスタイル。

同じ形でラメ入りのとかもよく見かけたものですが、それはホームコートやちょっとその辺までな気軽な羽織ものとして呉服店で売っていたりしますね。

今回の会場は和室で灯がオレンジっぽい優しい色。なので少々暗く赤っぽい映りです。

桜の小道具は練習用、過去の舞台で使用したものだそうで昔々のだから劣化してます。踊ってると花びらが落ちてくるので、そのうち全ハゲするんじゃ?なんて笑ってます😄

稽古だからこそ着られる、若い頃の付下げ訪問着はパウダーピンクの濃淡。目にも眩しく元気が出ますよ。袋帯からのリメイク帯は箔引きです。

いい雰囲気の染柄半巾帯は濃いベージュ地(スキ♡)。最近までよく自作の二部式帯を作りためていた方ですが、この頃は体力的にお太鼓をする気になれなくなったと、名古屋帯や袋帯から半巾帯へとリメイクを一気に励んでいるのだそう。

確かに、他の皆さんもお太鼓は特別な時しかしなくなったと言います。半巾帯は体への負担も軽く手軽で、それでいて多彩に結べる活用大な帯👍

昔、私の母も後年では日常やちょっとした外出着までほとんど半巾帯でした。外出の時には必ず羽織を着ていて上の画像のように帯締めも。それだけでそれなりのきちんと感がありました。

すっきりした縞市松に花柄の帯、吹き寄せ柄に縞の帯、江戸小紋柄に格子の帯と、何気ないコ―デのようで着物と帯の”柄合わせの妙”は感覚として必ずあるものですね。

来週は全員が単衣でしょうか?

と言っても、来週の稽古を私はお休みするので見られないのでした💦