素敵な着物マダム2人との出会いクリスマスパーティ

先日の日曜はとあるクラブの気楽なパーティに参加した。

素敵な着姿を写させてもらっていいですか?

今回はクリスマスイベントで和装の人は自分を含めて6人もいらした着物姿の年代的には50~70代くらいの方々だったかな。

直ぐ側のテーブルにいらしたのが、粋なというかカッコよく素敵な雰囲気のお2人でずっと気になりチラチラと目で追っていたのだが・・

パーティが終わり帰りの準備をしてるその隙に、思い切って声を掛けさせてもらった。撮影と掲載のお許しも頂いた。

アンティークな縞小紋のお方はまずシルバーグリーンのボブスタイルが印象的。角出しに結んだ帯がまたモダン。赤のお襦袢に帯揚げ、丸ぐけのツートン帯締め、足元はパンプス、凝ったネイルなどなど、とにかく全身が素敵なこだわりに溢れていた。

もうおひと方はおそらく白大島。オーソドックスな組み合わせで落ち着いた印象。紫と焦げ茶を混ぜたような濃い色地に金糸使いの素敵な帯がコーデの主役といった感じ。刺繍半衿に遊び心が。

なにせ時間を取っちゃいけないし恥ずかしいしで、たいしてお話も出来なかったのがとても残念だった。

着物好きが縁でお友達になったお二人だそうで、お互いの共通点が、着物好き・毛皮好き・ジュエリー好きの三拍子と。wwはい、こちらも全く同じですと笑ったわ。

帰りの羽織ものがいわゆる着物コートとかではなくて、超大判のリアルなファーショールと、お二人の内から滲み出るゴージャスな雰囲気にこちらの気分も上々に。

貴方のことをもっと知りたい衝動。ほんの一瞬の素敵な出会いだった。写真はプリントして今度どなたかを通じて届けてもらおうと思う。

パーティの様子と自分の着物組み合わせ

この日は「ゴスペル」と「よさこい」も楽しませてもらった。

ゴスペルの「天使に・ラブソングを」は知ってる人も多くみんなノリノリ、で写真忘れた。

若者たちのエネルギッシュな舞はいいね!

食事が始まる前に同じテーブルの方たちと。

さて自分・・

誘ってくれた知人は私の趣味(日舞)のことも知っているので「〇〇さんは着物を着て来る」ものと認識してくれているようだ。

おかげで躊躇することなく着られるわけだが、前回のプチ・パーティの時より更に気軽な紬の組み合わせにした。

藍泥大島に龍村帯。この帯をしたかったから着物には柄を感じないものにした。

このゼブラ半衿はよっぽど好きなようでヘビロテ気味だよ。芥子の帯揚げと、せめてここだけにと使ったのはクリスマスチックな帯締め、ただラメラメな帯締めってだけだが。

実際着てみたらなんかつまんなかった。白っぽい紬の組み合わせにしたほうが良かったかなと帰宅して思った。

最短だった自装の時間

まあそれよりちょっと自分で驚いたのが、超時短で支度したってこと。家のことしてる間に「ヤバッ!こんな時間」と、やっぱ洋服にするか!?と一瞬思ったくらい慌てた。ましてお太鼓するのだし・・。

だがなんと15分掛かったか掛からなかったかで出来ちまった。これまでの最短、やればできるじゃん。変な部分はホテルのパウダールームで直せばイイやと、あまり気にしないほうがスムーズなんだと納得した。

今更気づいたが、時間がかかる時って、一応準備はしていても着る時着ながらでも気分が変わった時なんだ。着物でも帯でも使う小物でも、まあいっかもちょっと大事だ。(その点いつもの半幅帯だったら5分かからん?迷うことも無いもんな)

とにかく、フォーマルシーンじゃないかぎり気にすることなかれ。

好きな着物を着て出かける、そんな機会のお誘いがありがたい。そうだ、抽選でボトルワイン当たったんだっけ~

楽しいひととき素敵な出会いに感謝。