4月の暑い日は袷か単衣か?稽古のふだん着物

伝統的な着物着用暦から言うと単仕立てへの衣替えは6月だったが・・近年はそれより1ヶ月早い5月からと変化している。

ただ、それはあくまで式典などのフォーマルなシーン以外でと一応は言われてはいるが、そこも曖昧になってきている昨今。気候や体調を重視しつつその場や主催側に失礼にならないよう配慮しながらも自由さは増してきた。

4月に入ってからの北海道は、冬の終わりからいきなり初夏を迎えたようなそんな天候なので、袷を着ているともう暑く単衣着物で全然いいくらいだ。1ヶ月半は前倒ししたいほどのズレ。。

しかし部分的に残っている解けきっていない雪の塊もある状況と、洋服の街ゆく人々もまだどっちつかずで、やっぱりまだ「4月」という季節のイメージなんだよな。

そんな4月のお稽古着物。

1周目は通常どおりの袷支度で。

大島のモノトーンコーデは、ベージュに絞り柄の木綿半衿だ。

2周目は先生の都合で稽古はお休み。3週目は流石に単衣着物にしたい日だったがせめてもう1週は我慢(?)しようかと、やはり袷着物にしておいた。

そこで、筒袖の半襦袢に和装の楊柳ステテコと着物の中での調節を。それに帯を白っぽいのにして羽織の着用と、キモチ軽快な雰囲気にとそれなりの工夫をしたつもり。

例年なら普通に袷のコートで道中着か道行きなのだが、羽織は前が開いてる分身軽な感じ。(先輩たちは伝統通りの身支度だった。年齢的にも体感の違いはある)

珍しく文庫系にした理由は、羽織の背中あたりのシルエットがフラットにならないよう。いつもの貝の口系だとほぼぺしゃんこだからね。コートだったら大して気にしないのに羽織のそこを気にする不思議😏

そして日差しも強かったから日傘!といきたいところ、これまでにない4月の日傘にはちょっとした抵抗感でやめた。

UVケアすらしてなくて案の定・・首周りの僅かなかゆみと手の甲には日光湿疹が出た😓まあいい、すぐに治まる。

稽古中は窓を開けながらでも暑く汗を拭いながらだった。しかも通常なら4月いっぱいは自動的に暖房有りでまだ秋冬仕様。規定のレンタル料はそのままだが流石に暑くて止めてもらった!

この日はぶっちゃけ「着物着たくない💦なんなら着物も要らない病」という、周期的に襲う(近頃は頻繁か?)気分の変化発動中だったんだな。

週1だけでも着てないと、もはや着たくなくなるという謎のモヤモヤ。大切で好きなんだけど着物は😅

てなことで、翌週4月の下旬からは単衣着物解禁だなと決め込んだ。UVケアと日傘も必須だ。

あ、そういえばと羽織ってみたこれ、袖なし

なんか思っていたより柄が?似合わなかった。あの方にプレゼントしよ💡