ハンドメイドなんて言う程のものでもないが、暇なGW中にやったこと。それは着物用のストールとリメイクの着物ベスト(稽古の外出に羽織るもの)作り。
両手がふさがらない手作りの和装ショール(洋装にも)
ずっと在庫していた150cm✕100cmのニットレース地の使い道だが、袖なし羽織やモモンガコート(マーガレット?)も作成可能な大きさ。だが今有るもので十分だし要らない。素敵だけれど自分には合わないし。
考えた末、春秋冬(真冬は使わないが)とスリーシーズン使える単純な和装用のショールを作ることにした。
しかしショールをするとき何だか邪魔なものでもある。なぜなら、両端のひらひらを前で結ぶのはモッサリするし、ピンで止めるのもいちいち面倒。始終片手でおさえてるのも邪魔くさい。そういったマイナスな理由がある。
そこで思いついたのが「バックル」をつけること(本来ベルト通しに使うもの)
バックルで楽ちん?ショール
在庫していた大ぶりのバックルを使用(プラスチック)する。生地を150cm✕50cmの長方形に二つ折り。端の始末をして、四隅のうち一箇所の角にバックルを輪に通して縫い付けた。
ショールの使い方は、バックル側が肩側(上)になるように普通に羽織ったら、その反対側の端の角生地をバックルに通すだけ。よくあるスカーフ留め的な感じだ。
動いてもバックルから外れることなく、レースでもニットで二重だから暖かみがある。そこそこ品のある使い勝手良さげなショールが出来た。
トルソーにバックル付きショールを試着してみた
気づいたのだが、トルソーだと体格が小さく薄く肩もストンと切れてるし、着物の質感も相まってかショールが滑って落ちやすかった。
だから後ろでつまんで羽織らせたがこんな感じ。初めの画像のようにTシャツの上からでは何ともなかったのだが、実際自分で着物を着たときはどうかな?着物の質感との相性か。
夏の羽織ものと筒袖の半襦袢ちょっとしたリメイク
着なくなったニットレースのロングカーディガンをリメイクしてみた。少し前に孫が捨てると言ったのをその前にちょっとマテ!と貰ってきたものだ。
洋服の羽織ものから着物の羽織ものにリメイク
紐は要らないから切り落として、ふくらはぎまであった丈を膝上まで短くした。短く軽快になったから雰囲気も変わり、前より普通に着易くなった感じ?
実は着物に使えないかな?と思っていたのだ。元が全体的にかなりゆったりしたサイズだが、肩落ちのデザイン(ドロップショルダー)ではなかったから肩の幅が和装にはチト足りない。
だから、仕方なく袖付け線を気にせず脇からまっすぐに袖を切り落とした。切った端を大雑把に手縫いでチクチク始末。レースはその点都合良し。まるでフレンチスリーブのようになってしまったが、このデザインで着物に着られるかどうか?
トルソーに試着してみたらアラ素敵!
意外や意外、変なことなく合うではないか!?洋服仕様の肩線も別に気にならない。脇ぐりにも余裕あるしサラッと着られそうだ。紐代わりにチェーンクリップを使ってみた。白っぽいレースの羽織ものなら欲しいかなとは思っていたからちょうどいい。
実際に自分が着たらどうだか?明日は稽古日だから試しに着て行ってみる。
筒袖半襦袢にプラス、切り落とした袖の活用法
元は、袖口に綿レースの付いていないシンプルな筒袖半襦袢だった。
もうちょっと袖の長さが欲しいしなんだか物足りないなと、先の切り落としたレース袖を必要分カットし縫い付けた。このレースもニットだから腕への肌当たりは優しい。
ということで、このGWは気になっていたことを片付けられホッとした。(早速、自分でも→バックル付きショールと着物ベストを試着してみた)