65歳にして、初めて手にした有松鳴海絞りの浴衣。つい最近までは全く興味を持てなかったのだが・・
なんかあまりにも巷で有松絞り~有松絞り~と何やら盛り上がってるようだから、さすがに気になり出しちゃって・・ネット徘徊して色々と見てるうちに興味津津となり、無計画の買い物となった。
おいおい😏先日夏着物や浴衣を8枚整理したばかりだぞー。空いたスペースを埋めたくなるのが人間の心理というものか?まあいい、未知の浴衣を知るチャンスを得たのだ。
入手法はネットオークション。手元に届いてみたら、ほとんど新品じゃないか!?って思うほどの真新しさでこれまた驚いた。
身丈は160。裄丈69の袖巾34、5と中古ではなかなかないサイズに出会った。前幅25の後巾32は自分には大きめだが許容範囲だしその気になれば自分でも直せる。
結果的にサイズも価格も申し分ないレアさで、これも何かの縁か時の運だったのか?とにかくありがたいことだ。
さて実食ならぬ実触だが・・あーーなるほど。トルソーに着せながら思ったのは「さばけない、くっつく」だ。木綿に割と有りがちなのだが、これまで着てきた木綿系とはまた別物の感触に戸惑う。
極薄いのだが新品同様な生地の感触と絞りのポコポコ感。そして染料である藍の独特な手触り感。それが捌きの違いを感じる所以。なんだかデリケートな衣をゆっくり纏うというような感覚に襲われる(笑)
いつもならババっとチャチャッと着せられるのだが、生地の捌き(滑り?)が良くないからゆっくリズムで丁寧。(大雑把な手つきで引っ掛けたり破いてしまわないかと・・💧)
しかし何度も着て何度も洗い水を通せば、生地はしなやかに藍の染料も落ち着いて、全体的にふわっと軽く手触りサラッと育つのだろう多分。たくさん着てあげなければ!
でも今季これからいつ着れる?週イチの稽古だと今の踊りにはちょっと不向きだし。これはシーズン内にせめて1度は着る機会を作ってやらねば~😌