今日生地が届いたから早速「うそつき袖」を作り縫い付けた。着物の袖に直接縫い付けるから、替え袖ではなく付け袖(または内袖)だ。
久々の針仕事だったからか、たった袖2枚なのにすごい疲れた~。ミシンでガガッとやればいいのに、チマチマ手縫いで3時間も掛かっちまった。でも出来上がってみると、素敵な生地でまた作りたくもなったりして。
使った生地はポリエステルで、幅38センチ長さ220センチ反物のカット生地。ポリ着物にはポリ襦袢袖だ。
ベージュに桜の地模様と赤紫系の絞り風柄だ。粋な縞柄着物にレトロ感を入れようかなとこれにしたのだが、縞柄そのものがレトロにも近代的にも変化するなと思う。
購入先はヤフオクの「京わぎれ」さんで、正絹から東レシルックや一般的なポリエステル、半衿も扱っているのだが、素敵な色柄が揃っていて選ぶのも楽しい。
今回作った袖は、以前に作ったなんちゃって無双ではなく、通常の単衣袖だ。だから袖口からや振りの中は裏面が見えるってことだ。
片袖分長さ110センチに対して出来上がり袖丈50、5センチ。だから袖底の縫い代はたっぷりだ。袖に重みがでて安定しやすいだろう。
作る時その都度注意してることが「袖底の縫い代は前側に倒す」これをうっかり間違いやすいのだ。
生地幅38センチに対して出来上がりの袖幅35センチは、余裕のある縫い代は取れなかったが、袖口の見える部分も5ミリだけ。袖口からのぞくのが生地の耳ではちょっとなと、(いや、いいんだがちょっとこだわりたい)
着物の袖も「うそつき袖」も裏面にして縫い付けて出来上がり。
縫い付ける部分は着物の肩の袖付け縫い代部分だが、その縫い止まりの2センチくらい又はそれ以上手前までの縫い付け。なぜなら、縫い止まりまでぴったり付けるとチョット不自然になるから。
来週の稽古にもコレ着てこ