衣装と帯結びと踊り稽古最終日

毎年恒例の高齢者芸能発表はいよいよ来週に。 そこで今日の最終稽古では当日着る衣装とその帯結びを確認し合うために、持参または着用して集まった。

曲のイメージに合わせての衣装は、2、3枚なら同じものを揃えられてもそれ以上の枚数となると難しく、OBなど元の舞踊仲間からお借りしたりとサークルの先生は毎回大変。今回もなんとか早めに揃えて下さっていた。

今回は「夢」?の文字がポンポンと入った明るい紫の着物、これは単衣。元は女性衣装だが過去に男(立役)衣装として使ったとのことで、身丈あげと袖の振り閉じが簡単にされていた。

曲のメインは女踊り(一部分に男踊りも入る)だから、身丈あげと袖の振り閉じは解いた。自分には裄丈が小さ過ぎて、肩から袖からと幅出しの直しを許可貰い完了。そして着物の袖に白の内袖を付けておわり。

こんなふうに衣装には何かしらの針仕事がある。今回は重ね衿をしない。それにしても裄丈直しまでしたのは衣装では初めての事。身丈の足りなさは腰紐をする位置を下げて対応だ。

何と言っても市のイベントだし会場入りから開始までの時間もなく準備に手間を掛けられない。コロナ前の内容ともすっかり変わって、なんというか余裕がない状態だから・・(当日前後の会場準備などボランティアの方々も激減して厳しい環境の中)

衣装支度も簡単にし帯は小袋帯で片ばさみ。2色の帯締めをねじって後ろで結んでアクセント。前は斜めにする。数日前に、自宅で服の上からだが試しに結んでラインで「こんなのどう?」と画像で確認してもらった。で今日は全員自分で結んでみてもらい確認。

当日は化粧も衣装着付けもすべて自宅で済ませて会場集合ということにしたから、会場では必要ならちょっとした手直し程度で済む。

当日ほんの5分前後のステージなんだけどもなあ。このたった一瞬のためにみんなで今日も頑張ったわけだ!