カラフル系縞紬は思ったほどハデじゃなかった、大判ショールと防寒草履でしっかり保温

この夏、入札者の少なそうなまさしくシーズンオフを狙い目に落札した何点かの袷着物(どれもほぼ入札者なし)そのうちの一点、紬を今日の稽古に着て行った。

ラスタカラーとまでは言わないが、そんな感じのカラフルめで一見ハデにも思う縞の紬だが珍しさと面白みを感じてポチッと購入したものだ。
買っては見たもののほんとに着る?なんて手にした時には思ったものだが、まあコレくらいなら全然大丈夫でしょと着ながら安心をした。

朱に緑に青そして黄土の縦縞、けど暗い色糸が織り込まれているから全体的には割と渋味もある。紬織りだからこそ着られる配色だ。

身幅細めで身丈はたっぷりそして袖幅が36センチと超現代ものって感じ。最近はそういったほぼマイサイズがリサイクル市場にも出てるから嬉しい限りだ。

それにしても、まるで着用感がなく真新しいものばかりで、いったいどうなってんの?なんで?と、ありがたくも勿体ないなと不思議に思う。
小袋帯を適当結びで(帯と小物選びが微妙だったか)。結びの都合上珍しく帯締めをした。

サークルでも初お目見えだしパッと皆の目を惹く着物だった。全然ハデなことないよとの言葉にもまた安心。色の組み合わせが面白く多分コレ70過ぎても着るかもと自分でも気に入った模様。そして、どんな方が誂えたんだろう・・と想像もしつつ。

早い冬。深夜にはもうマイナス気温だし昨日の雪が昼でもまだ一部解け残ってる。そんなんで今日はもう防寒草履にした。
体感的にはいいけれど雰囲気的にウールのコートはちょっとまだ早いかなと、いつもの道中着に黒と灰の大判なショールを巻いて。

変わった形のショールだが、自分が使いやすいようちょこっとだけ細工した。それはまた次で書いてみる。