細かな格子柄小紋と博多帯、雪道に変形の大判ショールをこう使う

先週のカラフル系縞紬に続いてのオク着物2点めだ。(あと1点は来週着てみる)
ぐっと落ち着いたグレー系。細かな格子柄だが見る角度によって地模様が浮き上がる。丸っぽい柄だがじっくり見ても何かは分からなかった。

稽古だしやっぱりちゃちゃっと結べる小袋(半幅)帯に。昔自分で呉服店にて買った思い出の帯だが、店員さんのおすすめもあって端の房は切り落とさずに使ってる。必要があれば中に織り込んでもいいが、あえてそのまま。

カシミア混のロングコートにはもう1週待ってもらおう。ということで今日も道行きコートに大判の変形ショールを。それに今季初の肘まであるロング皮手袋をプラスした。
先週も巻いたこのショールは、背中側首元がUの字に切れ込みがあって、そのまま前に左右長い丈になった変わった形だ。アレンジが効くおしゃれな大判ショールでもある。ポンチョショールとも言うらしい。

コレにはちょこっと手を加えてある。それは後ろ側の裾を少し折りあげ数針縫い留めた(あのモモンガコートのように)そうすることで、手を通せてバサバサせず後ろに丸みも出て雰囲気もよくなる。

今日の巻き方は、あえて首元を適当蛇腹に厚く取り羽織って前側に下がる左右の端は交差し首元から背中側へ。これで首元が更に温か。また、ちょうどありがたいことに片側には端を通せるカフス状のものが付いているからズレも気にならなくて便利なのだ。(Aタイプ・Bタイプの、これはBタイプの方)


アクリルだと思うから着合せによっては静電気が起きる。けどふわっと軽く柔らかくて保温性がある。素材的にはお値段なりだが使い勝手は良好だ。

稽古へ向かうバスを待つ。来週には暖かくなるようで、この雪もすっかり融けるらしい。