初めての「着物の会」参加に紬を着て行く

年内はもう着物は着ないだろうと思っていたが、あるグループにお邪魔することになり~ので着物。お邪魔というより(お試し)入会かな。

気負わずにとにかく普段ぽくそして暖かくと思ってこの紬。着物がわりとカラフルだから落ち着いた地味色の名古屋帯に。急いで着替えたかったのもあっての帯選びで、これは二部式だ。キュッと巻いてヒョイと乗っけるだけだから超時短。
あるグループというのは「着物の会」のこと。

我が踊りのサークルにこの夏新しく加入されたお一人から、着物のお楽しみのひとつに「着物の会」にも入ってると先日の扇納めの際話に出た。しかも2箇所の別々な着物の会にと。

自分にとってそれはちょっとした朗報。なぜなら20年近くも前からそういった会に実は興味があった。今よりずっと着物を着ていていたあの頃は、着物を着てお出かけもたくさんしたかったのだ。

けれどなかなか。噂で聞いたりSNSでたまたま見つけても、いきなり尋ねる勇気はなかったし年齢層やそこの特色もあることだしで、御縁も無く過ぎすっかり諦めていた。・・のに、こんな忘れ去った頃にこの情報とは、何とも不思議な後縁。
辛子色のとどちら?と迷った帯揚げだったが、この青緑だとちょっと暗かった。それでこの帯締めになったのだが、それだったら辛子の三分紐に帯留めだったなあ。足元コート小物類は使いまわし画像だがこれで。
紹介によりこの度入会した着物の会は、ただ好きな着物を着て集まり美味しい食事と会話を楽しむだけ、といった感じ。あっさりし過ぎ感もあったがどちらかというと自分向きな雰囲気?気疲れもなかった。

聞けば、別なもう一方の着物の会では一人一人順に皆の前に出て自分の装いやコーデの説明をするのだそうで、その着姿や集合写真の撮影も毎回ありと。ん~自分なら次第にしんどくなってくかもなと思った。

ということで、初めての参加では紹介者が一緒ということ不安無く心強かった。

お店はこじんまりとした小田舎のイタリアンバーな雰囲気で飲み放題付きのコース。自分の自己紹介から始まってグループライン登録をし、あとはそれぞれ自由なおしゃべりに飲み食べて・・
ヘアスタイルがあまりにも素敵な御婦人が隣の席だった。極妻の岩下志麻ヘアを思わせる超粋なまとめ髪。他人の写真を撮るのはとりあえずご法度なので、ヘアセットの裏話など聞きながら目に焼き付けたのみ。

そうだ珍しく自作の「着物エプロン」を持っていった。作ったのにほとんど使ってなかったのだが、やっぱり有ると便利なものだ。他のみなさんもしっかりと大判ハンカチなどで、しっかりと襟元胸元を防御していた。

会員は15名位で今回の参加は9名だった。皆さん年齢的にも先輩方でとても気さく。2時間かっきりで解散し、また今度の機会には2次会グループさんに混じってみようと思う。