綿麻の縮み着物を着る~麻の割合と好みのはなし

盛夏の間に着る普段着(稽古着やちょっとそこまで着なども含めて)は、やはりメンテナンスも手軽な化繊や麻または麻混着物が好きです。

昨日の麻縮に続いて、今日も麻縮。麻縮といってもこれは綿と麻の混紡で、極細い織り糸がしなやかさを感じさせます。
ネイビーにグレーの追っかけ縞です。
綿麻の着物は他に2枚ありますが、一応それは”単衣着物”の分類。けれど綿麻ということで単衣と薄物(ほぼ透けないけど)と浴衣としての3役で着ています。

昨日のと今回のもそれと同じように着られますが、透け感があるので”盛夏用”に近く、同じ着用期間としてももう少し短い範囲になりますよね。

これは、綿が45%で麻が55%という割合です。麻の割合が多いほど私は好き。

さっき話に出た単衣着物分類の綿麻着物は、綿が65%で麻が35%。まだ多少は麻を感じるかな。綿が85%で麻が15%の(すでに手放した)もありましたが、数字の通りほぼ木綿で、洗いの時にもその違いがよく分かりますね。

で、もちろん100%の本麻製がいいに決まってる。けど価格もさることながら昔のものの方が味がある(感じがする)し、だからこそ本麻(上布にしても)となるとリサイクル頼りなので~す。

良い悪いの話じゃなくて個人的な好みのハナシでした😁
話は変わって、半巾帯は麻のれん利用のハンドメイド帯です。元が暖簾ということで短めですが「やの字結び」までは何とかできる長さです。かれこれ長いこと使ってますね。
三分紐と帯留めは 昨日と同じものです。