60代の赤い着物、ハデ着物~娘時代の絽の小紋
本日お稽古に着て行った絽の小紋は、母が誂えてくれた20代の頃は私には好まない色あいでした。40代後半でまた着物を着るようになっても、やっぱり気持ちは変わらず・・。
50代になり赤っぽい色が欲しくなっても、着るにはさすがにもう無理でしょうとあきらめていました。自分にはもう赤いとか、ハデすぎるとか、よく表現するアレです。
「あんたはいつも地味」と、サークルの先輩や友人からも言われ続けていた私ですが、どうしたことか去年あたりからこれを着る気がむくむくと😆
というわけで、まずはお稽古で試してみました。こんな色を着ると上がりますね気分が💓
着物の柄にもグレー(墨色の濃淡)が入っているのですが、これ重要なお助け色です👍この色があるからこそ着られるのでは?と思います。
慣れないだけに気恥ずかしさは多少ありつつも・・なんか、実際に着てみると別に普通じゃない?と思いました。なぜ敬遠していたのか?
・・時代や趣味嗜好の変化もあるのかもしれませんね。
夏着物にうそつき袖(内袖)
この着物には、今ではほぼ常識のちょっとした秘密があります。
着物の袖の裏に、うそつき袖(内袖)が付いていますよ。これ40代の頃に自分で付けていて、結果的には色に臆して着ず仕舞いでしたが。。
あの頃は裁縫やリメイクも面白く、うそつき作りに励んでましたね。この着物のように内袖を付けた場合は、筒袖の半衿付き半襦袢か、こんな袖なしの半衿付き肌襦袢でOKなんですよね。(下は裾除けで)
便利な内袖ですが、最近は麻の長襦袢(二部式も)にすっかりはまっているので、この内袖はもう必要なく外してしまうつもりです。