7月中旬、70代以上の普段着物お稽古着物

お盆休み明けはごく少人数でのお稽古。夏なのに肌寒い日が続いていたこの日は単衣着物でもいいくらいで、もしかすると単衣で着る人もいるかな?と思ってました。

やはり、お一人(先生)は単衣でしたね。それくらい北海道は秋口の気候だったのです。

単衣着物は地紋様のある象牙色で、柄は薄い灰の松に淡い緑の梅です。半衿は濃い抹茶で帯をそれに合わせたんだと思いますよ。先生はほとんどが色半衿ですよ。

基本は貝ノ口結びですが、いつもやんわりとくずして結んでいます。キリッとした形よりこれが先生の雰囲気によく合っていると、いつも思うんですよね。

次は黒地に赤いもみじ柄の紋紗。レモンイエローの帯が効いていますよね。帯も紗で同じくもみじ柄。シルバーの濃淡が洒落ています。

夏組の帯締めは象牙色と紺の組み合わせ。改めて黄色い帯って素敵ね!と思いました。

そして、やはり紗の小紋は灰青のぼかし縞。黒の細いよろけ縞が入っていて粋な雰囲気です。半衿は朱に白の麻の葉柄(”赤”を入れたくなる気持ちに同感💓)

可愛い柄の黒地帯。一本線が入ってますがこれを上に持ってくると背が高く見えますよね。実際この方は身長もあるけど、上下半身のバランスをとる効果があるんですよね。

(これが私の場合だと線は下に持ってくるんです。なぜなら上半身が寸詰まりだから😆)

陰になって見にくいですが、この方がいつも結ぶ形は小さな形の貝ノ口です。手先もタレ先も短く細くした形ですよ。


この翌日から暖かさが戻り、また真夏日がきました。
そしてコロナ事情の変化で又会場が閉鎖となりましたから来月中旬まで稽古もお休みです。

寂しィ~~~