あっという間に夏の羽織もの、裄丈が合わないレースの「夏羽織」活用術と好みのハナシ

何かリメイクしたい・・そんな気がむくむくしてきて😆・・まだ気が早いのだけど、初夏から秋口にかけてサッと羽織れるものを作りました。

レースの夏羽織を一瞬で?リメイクの羽織ものにしよ!

出来れば白っぽいのが欲しかったのですが、在庫にはなかったので今回は抹茶に黒です。

拡大するとレース地はこんな感じです。少々暗い色味ですけどまあいいでしょう。白っぽい着物に映えますね。
これは、身幅や丈のサイズは良くても裄丈が全く足りないときの対処活用法でもあります。早い話「袖なし羽織」にしちゃえばいいのです👍これまで何度もやってきましたよ。
まぁ~~縫い糸が弱っていてくれたおかげ?か、袖を強めに引っ張ればプチプチと糸が切れて簡単に袖が外れました😁💦

じゃん!一瞬で袖なしの羽織ものが出来ました。
ただ、袖を外すだけなんですよね👍レース地の単衣仕立てということで、袖を外した後は肩まわりの裏の始末が全く必要ないのです。

ちなみに着丈は76㎝です。数センチ丈を伸ばせそうですがこのままでOK。カジュアルだから長いのより身軽な感じでよいのです(着ていて気が向けば長くする)

また、衿もそのままです。通常の羽織では着たときに衿をたおしますが、この場合はたおさずにホントこのままで軽く羽織ります。

いかにも羽織の袖を取った?というのよりは、ただの羽織もの、ベスト(ジレ)感覚です。風さえ強くなければ羽織紐的なものもしたくない。


衿付けの仕立て上、自然にしてても倒れやすいものが有りますが、今回のは手を掛けずとも平らになってくれて良かった。かつてリメイクした中には、一旦衿を外して衿巾を細くしたり逆に幅を広くしたものもありましたから。

ということで、単純すぎてリメイクとはいえない💭羽織のリメイクでした。

袖のない羽織ものが好きなワケ

レースものって、ほぼ3シーズン使えるから便利ですよね。ただ、夏の透ける薄いものでも袖があるだけで私は気分も体感も暑苦しい感じがしてしまいます。(よそ行きな時はまた別ですけど)

通常より期間は若干短いものの「袖なし」をよく用いるのは、軽快でカジュアルな風情、着慣れたふうにも感じるし単にこのスタイルが好きだから。昔ながらの形でもありますね。

そして、好きな生地や色柄の羽織が手元に有っても、これが裄丈不足だったらガッカリ。それが袖なしならば存分に活用出来るというわけです。

ホントは欲しい白っぽいレースの羽織もの

レースの羽織ものは最近はお手頃でネット通販でたくさん出てますが・・。うん素敵なんだけど、カーテン生地にしか見えないのは私だけでしょうか?長すぎてモッサリだし(ごめんなさいよ😓)

よいな💓と思うものはやはり高価。かえって昔のリサイクルものの方が良い生地だったりするので探してもみたのですけど、白っぽいのってこれがなかなか無いものです。

オーガンジー生地なんてのも見ますが、やはりもっと張りのある生地のレースが好み。

と言ってもどうせ袖は要らないから、そのうち淡い色または白っぽい色の、しかしなんの変哲もないレースコートか羽織りに出会えれば、ゲットしてリメイクしたいと思っています。