秋色シルクウール、単衣着物に半巾帯
前日からシルクウールの小紋で行こうと決めていました。
シルクウールと言っても、絹と毛(羊)と化繊の混紡だったと思います。何年も前に反物から仕立ててもらったものですが、混合率はすっかり忘れてしまいました。
居敷当て付きの単衣仕立てです。踊るとすぐに暑がる私としては稽古にはまだまだ単衣で十分なのです。
着物の色が、茶や灰、黄土色などと暗い感じなので、同系色なクリーム地の半巾帯で明るくしました。着丈が気になっていた昔のロング雨コート、トールサイズ入手で解決!
娘時代に母が仕立ててくれた繻子織の雨コートがありましたが、よくある臙脂色系でした。部分的なら良いけれど広範囲にその色?となると年齢的にもうキビシくて、娘や孫もあてにならないしと思い切って人に譲ったのでした。
大事にしていたし割と好きだったのですが・・。
この雨コートを着るときは、着物の着丈をいつもより2センチは短く着ないといけなかったのです。こういったコートの場合は、裾から着物がはみ出ると水はねが気になってしまうし見た目的にも勿体ない感じに。。
昭和時代と違って、現代では着物の裾を長めに着てる(裄丈の仕立てサイズも)じゃないですか?私自身もそうで、上から着るロングの雨コートとなると今の私には若干ながら裄や着丈の足りなさを感じていました。
特に、着丈は着物の裾をしっかりと覆うよう十分なゆとりが欲しいところ。そこで今年新しく仲間入りをさせていたのがこれ↓
それこそ「トールサイズ」というのを見つけ入手していたのでした。
一度くらいは着たんだろうか?の素晴らしきリサイクル品。なかなか無いですよね~こんなサイズ👍
おかげでいつもの着方でも着物をしっかり覆ってくれて、雨の中の往復徒歩はスタスタと気持ちよく歩けました。履物は、もちろん透明カバー(つま)の付いた雨草履です。
土砂降りでもない限り、十分な雨対策で気兼ねなく和装が楽しめますね。