訪問着にフォーマル向けの名古屋帯を合わせて
先週末は加入している会の観楓会でした。着て行った着物は先月紹介した訪問着です。前回は軽めの袋帯(その時のページ~二部式袋帯と組み合わせ)でしたが、今回は名古屋帯、ただしフォーマル向けの名古屋帯です。
宴会でもあるので軽いイメージにしたく名古屋帯を選んだわけです。訪問着でもあっさりした柄付けなのでバランス的にも大丈夫と思いました。
紫寄りのピンク系の重ね衿で胸元に色を添え、帯締めには〆色の青緑。帯締めは娘時代に揃えた、やはり紫寄りの薄ピンクにラメ糸が織り込まれたもの。
遊び心で、桜の花びらが3か所描かれた足袋にしましたが、なにか汚れてるようにも見える。それはともかく、着物がなにせ好評で色といい柄といいポリエステルとは思えない質感だ!と、自分が思っていた以上の高評価でした。
そして簡単着付けのタネ明かしで更に驚かれ、お値段をバラせば仰け反られ~の。いいハナシのネタになったわけです(笑)
そういえば、気になっていた短めの「おはしょり」の件ですが、たっぷり入っていた折り返し分を、前の部分だけ少しカーブを付けて下げ縫い直しておきました。
両面で使える自作の名古屋帯
金糸銀糸使いのフォーマル向け「開き名古屋帯」ですが、実はこれ九寸帯の反物2本を合わせたリバーシブルになっています。手作りですが、もう10年近くなるのかな。。向かって左側ブルー系の方がホントに好きで何度か締めていますが、ブラックの方はなかなか出番がなく今回が初めての使用となりました。