簡単ラクな着付けの稽古着コ―デ~紬ちりめん小紋に半巾帯
今日の踊り稽古には紬縮緬を着ました。ブラウン系の洋風花唐草柄、好みの柄です。
半巾帯(小袋帯)は先々週に来た時の片面を使いました。薄いサーモンピンク系で、たまたま着物の八掛と似たような色でした。
紬縮緬はカタモノとヤワラカモノの中間的存在で、シャラッとした「御召し」のような感覚です。かつてヤワラカモノが苦手だった私にはとても着易いものでした。
そんな紬縮緬も、他の3枚はすでに手放し今はこれのみになりました~
着物の袖丈に合う長襦袢や替え袖がないときの専用付け袖(内袖)
この着物には、専用の「付け袖(うそつき袖)」を着物の内側に縫い付けてあります。内袖とも呼ばれていますが、これも昔からある方法ですよね。
何年も前のこと、踊りにも着易いようにと近所の和裁士(すでに引退)さんに袖巾を出して頂きました。しかも「あなたにはこれくらいは必要」ということで袖丈も伸ばしてくれていたのでした。和裁士さんのご厚意です。
元は約46㎝の袖丈が約50㎝となりました(和裁士さんは鯨尺寸法なので、ここでは約と表現)
ところが手持ちの長襦袢の袖丈にも、自分で作った替え袖にも丁度合うサイズのがなくて、この着物専用の「うそつき袖」を作って縫い付けたというわけ。
通常(約49㎝)のよりわずか1㎝ほどの差なら別にたいしたことないはずなのですが、微妙だったんですよね。落ち感が違うと着物の袖とあまり沿わなかったり、色もなんだか合わなかったりと・・。
「気にしながら着るんだったら袖を作った方が早いわ」との結果でした。
身頃がサラシ(木綿)の、これは身頃が普通にあるタイプのうそつき衿です。これは身頃の脇にスリットが入ってるだけですが、ワキは全て開いている方がもっと使いやすいです。
衿と袖が”うそつき”なので、肌着以外に着てるのは『満点スリップ エアレット』。最近ではこういったうそつき専用に作られたアイテムがかなり増えてますよね。私は汗に特化したものが必要ですが、ニーズに合わせて選び放題いい時代ですよね👍
着物の下は、別に和装専用の下着じゃなくてもいいのだし全く自由。
稽古や普段着には、ほぼこんな「うそつき」三昧です。