普段着大島紬の柄合わせに驚き、ウッカリ着付けに吹いた!

1月最後の稽古に着ていったのは大島紬。この日の着物と着付けに関して、勉強になったことと我ながらアチャーなことを記録。

仕立てにこだわりを感じた大島紬

泥染め。近年のカタス式絣より好きな、これは一元式絣だ(貴重になりつつある)

ダイナミック?な絣の大柄が気に入っている。

今まで着ていて気にも留めなかったが、サークルの先生に凄いねと言われて今更ながら気づいたことがあった。

それは柄合わせで、前見頃と衽の柄がピッタリ合ってることだった。そして後ろ身頃の背心も、袖付けの部分もそうだった。(背中心、衽、袖付け・・確かに柄が合わせてある~)

手間もかかるし反物の長さにも関係してくるしと、過去に和裁士をされていた先生も感心していたが、私もあらためて勉強になった。

そして珍しいのが裏地。一般的に袷仕立ては白い胴裏地と色八掛地(紬には紬地の)の組み合わせになるのだが、これは胴裏から八掛けが一体化してる。細かく言うなら、色八掛地というよりは、胴裏、衿裏、袖裏、裾回しが全部同じ紬地の裏地というわけだ。

男性着物に見る袷の仕立て方?洗えるプレタ仕立てにも一部こういった仕立てがある。

左前の衿合せ!?今さらの大間違い

さてさて、稽古から帰宅して着物を脱ぎながらアッと気づいたのが、長襦袢の衿合せ。なんでこうなった?と我ながら不思議なのだが。

正しくは右前(右見頃が先)なのに左前とは・・何の違和感もなく洋服のように着てしまっていたのだった。だから着物とは反対の衿合せにー

濃い色の衿だからか?サークルでも気がついた人はいなかった(笑)見ているようで見ていないもの?そんなじっくり見るわけでもないか。

まさか間違うなんて思いもしないから、最後に鏡チェックをしても目に触れず衿もとに手をやることも無いから、マジで脱ぐまで気づかなかったわ。

とにかく、自分をちょっと呆れつつの笑いネタだ。