紬2種、暖冬の2月ひと足早い着物着合わせの変化稽古の着物身軽な着方

厳寒の2月というのに今年は少し気温が上がり気味、暖冬のようだ。

いつもならまだ続く防寒のロングコートも首周りのモコモコスヌードも、もはや大げさな感じ、ちょっと違うなの空気感だ。

フォーマル系以外の着物たちは最低でも年に1度は袖を通してやる、というマイルールに従って着たのはホッコリ系の紬、琉球絣だ。これが7日の稽古日。

年に1度とはいっても実際は数年ぶりで、最後に着たのはボランティア舞踊で衣装として着たもので、その時に付けた赤い重ね衿がそのまま😅(今回仕舞う時に外した)

稽古で踊ってるとすごく暑かったのは紬自体の暖かさもあるが、長襦袢の下に保温と汗取りのために履いてた綿の膝丈スパッツがモワ~ッと暑くお腹周りが蒸れた😓

肌着を変えなきゃならないなと実感した日。

この翌週、防寒コートはロングのカシミア混からベルベットの少し短めなやつに。モコモコスヌードから薄手ウールのショールに。防寒草履はハラコからエナメルに。ということで防寒ながらも若干身軽な格好で出かけた。

ツルッと系紬の下に着たものは、筒袖の肌襦袢(背中と脇に防水布の付いたもの)に、うそつき衿(身頃と半衿だけの)と裾除け。稽古には身軽でちょうど良し。

袖が一枚無いだけでもけっこう涼しくなるものだ。

まだまだ袷仕立ての着物だから、肌着と下着(長襦袢)で工夫するしかないし、そろそろお腹周りに汗取りが必要だ。

博多名古屋を今回は角出しにした。引き抜き角出しという帯締めのいらない結び方で帯揚げも省略。帯枕ではなく以前作った三重紐で。(自分で作れる便利なアイテム、帯枕と帯揚げを兼ねる三重紐の作り方)半幅帯結びの感覚に近く体にもラクで気軽な結びだ。

春に向けて少しづつだが、特に稽古日の着合せには工夫が必要だ。