ロング手袋と羽織の「乳」の位置、シルクウールのアンサンブル

日曜は大雪!そんな中を仕事、しかも長距離運転をしながらだったので疲労困憊。帰って来てすぐに夕飯、お風呂入って超早く寝ました。

疲労は取れきれないまま月曜はいつものサークルです。

月2回は日曜の長距離仕事なので、翌日のサークルは正直キツイものがあります。体力の無さに情けなくもある。違う曜日に開いている教室の方に変えようかなと、密かに考えたりするけれど・・

ん~~ も少し時期を見なければ・・いろいろ事情もあります。

今年は初雪が遅かったのだけど、そのかわり一気に、いやそれ以上に積もりました。

手作りモンペを持って行き、サンプルを貸してくれた先輩に見てもらいましたよ♪ちゃんと作ったよの証にネ。喜んでくれたし、他の皆さんも誉めてくれちゃった!皆、年齢も人生も大先輩の方々ですからね。
真冬は、袖口から入る冷たい風が腕を冷やしゾクゾクします。

それを防ぐにはロング手袋が便利ね。これは指が無いタイプなので、この上に普通の皮手袋もしてます。そのうち、指付きタイプの素敵なロング手袋に出会いが有れば買い足したい。
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昭和の一時期、こんなシルクウールの反物が大流行したらしく、この反物にも有名な女優さんの気姿がタグに貼られていました。

一昨年古いアンサンブル着尺の反物をインターネットで見つけ仕立てて頂きました。

海外仕立てで一部ミシン縫いです。手縫い部分は「くけ縫い」というよりは「まつり縫い」の感じかな。将来仕立て替えすることもないので、これで充分と思いました。

昭和のその当時、カジュアルスタイルな着物が流行ったので羽織も短めです。なので、アンサンブル着尺といっても現代ものよりは短めだと思います。

今風に羽織の丈を長めにしたくても、折り返し分が足りないと納まりが悪くなります。着物丈を取って羽織分ぎりぎりまで長く仕立ててもらったのが、肩からの長さ84センチ。

90センチくらいなら膝裏あたりでベストだったかなと思いますが仕方ない。カジュアルものだし、この厚手なシルクウールだと長ければモッサリした感じにもなるので丁度良かったのかもしれません。

長羽織なるものけっこう憧れてます。長過ぎでは?と思うのもあるくらいですが・・

歩く時の膝から下の線、特に横から見た時の自然に出るドレープ感とか、合わせた裾のひるがえり その動きがとても美しいと思います。それを邪魔しない羽織丈が、美しさを損なわないかと・・自分なりに思ってマス。

そう思う私自身は羽織を着ることがほとんど有りません。有るのは母の遺したもののみで、やはり現代には短め。実際よく着るのは、うわっぱりや道中着の方なんです。

羽織の乳の位置について

ところで、羽織の「乳」(羽織紐を付けるトコ)の位置って大事ですよねえ。年齢によっても、衣紋の抜き加減によっても随分と位置が変りますね。

若いと胸の位置も高いし帯の位置も高い、なので「乳」も高いし、逆の場合は低い位置ですね。あと、体の厚みによっても違います。

年代に応じた位置寸法にお願いしましたが、私にはまだ高かった?帯を締める位置は私は低いので、それも伝えたのですがそれでもまだ「乳」高な感じです私としては。

あれ?去年着た時はどうだったっけ?ふと思い出す。太ったわけではないし、その逆なんだけど・・衣紋抜きもいつも通りだし。・・と、そこで気付いたのが胸の補正でした。

前に着た時には和装ブラ(添付の小さな補正パット入り)のみで、今日は疲れて胸を押さえるのも嫌だったのでハンドタオルの4つ折りを鎖骨の下から胸上にに仕込み、その上からピタッとする厚手のタンクトップを着ました。(みぞおちにはガーゼタオルも)

最近の補正ではガーゼタオルをよく使ってますが、昨日は特に分厚くなってました。その分羽織の襟の落ち感が微妙に変わったのかもしれません。

どちらにしても、もう1センチ程(たかが1センチされど1センチ)下げたいかな。これもそのうち手直しが必要ですか・・