名古屋帯の単純リメイク稽古用の手提げバッグ作り

なかなか締めることのなかった名古屋帯を、
2、3年前に二部に作り替えた(と言っても切って縫っただけ)これ。
そうなんですよね。。

元々が使わないものって、使いやすいよう形を変えても結局使わないんですよね。素適だなとは思っていても好きとは違うし、心躍るものではないの。

それで少し前から、これを使って稽古用の手提げでも作ろうと考えていました。またしばらく経ってしまいましたが、今日やっと手を付けられました😅

取っ手の部分に使うのはウッド調のこれ。かなり前に古いバッグから外し残しておいたもの。・・・同じ帯の半幅帯部分から生地を切り出して取り付け掛けたのだけれど、途中からその作業が嫌になり保留。
これまた以前100均で買っておいた合皮の取っ手にしました。取りあえず使っちゃえです。使ってればきっとすぐに劣化してダメになるでしょうから、その時には上のウッド調をちゃんと取り付けようと思ってますよ。

二部式帯の、お太鼓部分のみ形を元に戻して・・横にしてただ袋に縫っただけ。しっかりした帯芯が入ってるのでそのまま活かしてます。

都合上柄が一方にズレてますけどこれも又いいかと思います。(元がお太鼓にするには少し短かったので別布を裏側で足してましたが、それは外し捨てました)
底の角に3㎝巾の三角を作り(縫い)マチを取りました。上部にもタックを取ろうかとも考えましたが、それはやめて平なままに。上部の横幅は、これで45㎝、トートタイプの手提げバッグですね。

なぜこんなに大きいのか?というと。。”赤い帯地の袋”は舞扇入れで33センチ巾(扇が2、3本入る)なのですが、これがゆとりで横に入らないと嫌だからです。他にタオルや手拭い、飲み物小物などもいれて。

普段からバッグなどはバッグインバッグを使用してるのでポケットは有ってもほとんど使いません。なのでこれにもポケットを付けませんでした。開閉口の留め具も別に必要ないのでなし。ハンドメイドは都合に合わせて仕上げていけるからいいものですね。
あ、ザクザクと手縫いですよ。
来週の稽古からはこの手提げでウキウキと通いましょか。