60代は第二次「着たいものがない症候群」?ウール着物と衣装

ウール着物と道中着

毎週水曜の稽古日。一昨日の着物はウール着物にしました。

母が遺した着物、帯もそうだし大島風の道中着コートもそう。オール母のだと自分が着物を着始めた時のことをしみじみ思い出したりして。懐かしい。
と言っても、たった12、3年のことですけども。
ここのところ、また自分の持ち物を整理していて着物関係の衣装ケースは空っぽになり和箪笥にもかなりスペースが出来ました。

人間て隙間が出来ると埋めたくなるものらしいですね。それはモノに限らずだけど。

それに関係するかどうかは知らないけど、洋服でも買おうかななんてネット徘徊するのだけど、これがなかなか着たいと感じるものに出会えなくて。
珍しくデパートにも行ってみたけど、いいなとは思っても欲しいか着たいかと言えばそうでもなく。結局は何にも買うことなくただブラブラと手ぶらで帰り・・

第二次「着たいものがない」「着れるものがない」症候群?
40代後半にもありました。その時に、「そうだ着物着よう!」となり今に至るわけですが、今回はどんな変化があるかな?

衣装の準備

んなこと言ってる場合じゃなく、来週着る衣装の準備をしとかなくちゃと久しぶりに針を持ちました。先生が用意して下さった衣装、今回はピンクです。胴裏のない「胴抜き仕立て」。八掛け(裾回しと袖裏)は薄い緑のぼかしです。

重ね衿も黒。これに黒の名古屋帯(喪帯)を文庫に結ぶそうです。どんな文庫かは当日次第ですね。
帯揚げ帯締めは使わないのですが、その分ちょっと寂しいということで、水色のキラッキラな細い布を用意してくれました。今夜はそれを縫う作業。

そして、内袖を付ける作業。
襦袢の付け袖ですね。これをすれば着物の中は半衿付きの筒袖で簡単着付けです。白地の付け袖はあいにく無くて、夏用の絽で済ませました。
これをすると、ちょっと落ち着きました。
なんだかんだ言って来週だもん。