半衿すいすい和裁のお供くけ台

おばあちゃん=くけ台・・昔からそんなイメージのある和裁のくけ台を、先日ようやく手に入れました。

何年も前に自分で着物を縫ったり仕立て替えしたりしながら、何度も買おうか迷っていて、それでも他に道具はあったので事足りてはいました。

けど、なぁ~んか欲しいよな。アレがあればもっとやりやすいよなと、針を持つたびに思うことしきり。そんなに高額でもないのだからサッサと買えばいいものを・・

買うんかーい?買わへんのかーい!?てな状態が何年も・・😌

何年迷ってた?(笑)けど、先日たまたま新古品で見つけた真っ赤なくけ台に心魅かれ、思わずポチッ。い、色かい!😆

ただただ”くけ台” ただただ”赤” そこしか見てなくて、なんと素材はプラスチック製でした。笑っちゃいました。あるんですねプラ製のくけ台って。プラだから劣化が早そうな予感もしますが、まぁいい十分です。
柱のへこんだ頭部に綿を詰めて赤い裏生地をかぶせてあげました。針山、ピンクッションですね。こんな風に針山をカバーするキャップもちゃんと付いてるのは高ポイント。折りたたんで収納できます。かけ針は自前。

以前はね、テーブルにかませるコレを使ってました。これもくけ台(と、かけ針)
ネジの先に付いていた丸いゴムパッキンが破損してますしテーブルから外れやすかったりで、しばらく使っていませんでした。

何十年も使えるしっかりしたものは、やはり木製のですね。もし赤いのが壊れたらそれにする。

早速の針仕事は半衿つけ。

ここ最近では、床に広げて待ち針したあと膝でふんずけ(笑)衿を張りながら、テーブルでなら肘で押さえ引っ張りつつ縫ってとか。体勢的に疲れちゃうし縫いづらかった😅
今回は手に入れたくけ台で、台座の上に座布団を敷いてお座りしチクチクと。丁度良い位置から布をピーンと張れるので針運びもすいすい。作業がはかどり気分も上がりました。風情も良し💛
好みの柄部分を出すため折り込み巾などの手間手順もありますが、いつもの半分ほどの時間で気持ちよぉく2枚完了。これが無地なら考えることもなくラクショーですね。
萌える♡刺繍。黒地とクリーム地です。
それにしても、こんなに楽だったならもっと早くにくけ台買えばよかった。だなんて、あとで思うことアルアルですね。

道具のチカラって大きいわ👍