長襦袢は正絹や~めた!その理由は?

長襦袢~正絹の不都合とマイルール

しっとり柔らかふんわりと、身も心もを優しく包んでくれる♡優美で心満たされる衣のひとつ、正絹の長襦袢のことですが・・

袖口や裾などはよく擦れますよね。着になるのは皮脂汚れ。なので、着る前には手や手首を洗ったり、脱いだ後には熱いお湯につけ硬く絞ったタオルで挟んで拭くなどしながら、なるべく汚れないようには気を付けてきました。(ほか、汗に関しては十数年来たかはし着物工房の満点シリーズで解決してる)

基本的に正絹は自分でも洗えはするのですが・・。ぶっちゃけ後のアイロンかけが難!1度実行したこともありましたが、それはもう辟易したものでした😓(面倒くさがるタチ)

クリーニング専門店にはそうそう出してもいられない。ということで、和服に関するマイルールをいろいろ決めてきましたが、今回は長襦袢のことです。

正絹の長襦袢は着ないルール(フォーマル系は別)

普段に着る長襦袢は、管理もケアもケアも楽な洗えるポリエステル製に限る!

あくまで普段着お洒落着、稽古にも着る長襦袢(二部式の長襦袢や替え袖などのうそつきも)のことですけども。

かつては、替え袖(うそつき袖)などもせっせと正絹で作ったものですが、思っていたほど使用頻度は少なく結局よく使っていたのはポリエステル製のもの。長襦袢でも二部式でも替え袖でも、やっぱりメンテの楽なポリエステルになってしまいます。

なぜか?はもちろん、「着たら脱いだらすぐに洗える」という理由からです。ポリエステル製の方が私の生活や性格に合ってるということなのですね。

もう一つの理由としては色柄を楽しみたいということ。淡い無難な色や柄には飽きました。ポリであるじゃないですかハッとする色柄や面白柄がお手頃で。

色柄を楽しむ正絹ものにだって、お誂えするにも仕立て上がりを買うにもいろいろ有りますけども・・先の理由から、今後普段の装いにはポリ以外手にすることはきっと無いでしょう😑キッパリ

そのうち東レシルックで・・

そうポリエステルでも、ずっと気になっているのが東レシルックの長襦袢(または二部式)なんですよね。正絹のような感触だとは聞きますが、実際に触ったことないので(あったかも?)未知なんです。

東レシルック洗える長襦袢、衿元が立体裁断の「紙人形」というプレタもありますね。

[街着屋オリジナル]  東レシルックデュエット 紙人形 

どうせなら、好みの柄でマイサイズのフルオーダーがいいかな上下別々の二部式で。二部式を好む理由は、特に踊りの稽古では下をステテコで済ませることが多いからです。

長襦袢の入れ替え~派手色柄の洗える長襦袢

単衣と袷の時期用から、ありふれた淡い暈し系、真っ赤、モスリンなど、数枚の長襦袢(二部式も)を整理して長襦袢を仕入れてみました。もちろん洗える素材でです。

私は裄丈優先でLサイズ。ところが同じLサイズでもメーカーによって寸法はそれぞれで、裄丈のサイズになかなか合うのがなくけっこう困りました。それと袖無双も条件でした。

私の欲する条件に合ったのがコレ。綺麗なグリーンに裄丈ばっちり&袖無双。大きな麻の葉に鹿の子柄。目立つね~👍(先日半衿つけしたグリーンの長襦袢)

実際に見える分量はわずかなので平気ですし気分も上りそう。価格的にも普段使い洗い替えにはこれくらいが丁度いいです。

ポリの質も悪くなく価格からすればむしろ良い方かもしれません。ガサガサ感、ペラペラ感なく、着心地は悪くなさそう。これまで静電気で困ったことは無いのですが、これはどうでしょうかね?明日稽古で着てみるつもりです。

もう一枚口コミの良さから、 クールパスという薄手のサラッとした長襦袢(単衣用で年中着てもOKとのレビュー多し)も仕入れてみました。が!、Lで裄丈が65、5㎝だなんて・・ちゃんとそこ確認してなかったんですねー(うっかりばあさん😝速攻お譲り~)

ということで、洋服感覚でラクに手入でき、いろいろ選べ楽しめるという点で、私にはポリエステル(近いうちシルック♡)が最適です。

60代に入ってからは箪笥の中身はどんどん様変わりしていて、去年の冬に着物の整理とマイルールを書きましたが、あれから更に変化して着物のみならず帯小物まで一気に軽量化しました。