道路わきの雪の塊はまだまだ解けないけれど、すっかり暖気の今日は春の日差し🌸防寒コートを衣替えし稽古へと向かいました。
ほぼ紬、今日の稽古着コ―デ
多少の雪解け水は気になるものの、白地(オフ白)の紬着物にしました。やっぱり半巾帯。気分的にゆとりがないと名古屋帯とか手が出ませ~ん。
なんか、帯結びが子供っぽいですが・・😆柔らかい帯なので、なんやかんやと適当に結んで巻いて突っ込んで・・とかしていたらこんなふうになりました。稽古だから許せ😏シャリっとした艶のある紬。
いま、箪笥の中身は・・もはや紬しかない(ほぼ)と言ってもいいほど、紬好きです。
麻の楊柳長襦袢の着心地
季節的にはまだ早いのですが・・
先日のセールでポチった麻の長襦袢を、今日の稽古に着てみました。夏を待ちきれなかったのです。ポリ麻は着ていたけれど本麻楊柳は初めて。どんな着心地かなと思って。
(紐なし、衣文抜きなし、居敷あてなしです)
麻の長襦袢(二部式でも)といえば盛夏(7、8月)用薄物用とのイメージがありますが、単衣の時期にも着られますね。
さて着心地ですが、楊柳(シボ)で肌に付かずサラッと気持ちよし。なるほどなるほどと、踊りながらつくづく感じたのは、熱がこもらないこと。
通常稽古時は暑くなる(なので、たかはし工房さんの満点シリーズ必須~はいから)ので、着物の中は熱が籠りますが・・それがかなり軽減されていることに気が付きました。
熱が抜けるんですね。身八つ口や袖口、襟元や裾?からと、多分😶
確かに、夏の麻着物小千谷縮は間違いなくそうでしたし(麻の種類の違いはあるけど)
また、ここはどうだろうと思っていた、踊りの足元(特に男踊りの股割りなど)にもサラッとしているのでまとわらず、スッと開き踊りやすかったです。
いいじゃん麻の襦袢♡と感激。
そして、絽や紗、ポリ麻よりも断然透けにくい👍ということも分かりました。
長襦袢は年中麻!という人もいるらしいですね。なるほど納得です。カラーの麻なら単衣や袷にも馴染みやすく年中着るにはいいかもですね。
ということで、満足した麻の長襦袢でした。
プレタは手直しが必要な場合もある
ただ、プレタだと自分に合わせて手直しも必要なことがあります。
私の場合は今回2か所、衿巾と身丈の調節です。
- 付いている半衿の衿幅を5ミリほど狭くすることと必要があれば本衿も。
- 身丈を(衿先下か腰あたりで)2センチほどつまんで、4センチ短くすること。
今日は着物の衿巾を広くとり着丈も気持ち長めに着て対処しました。単衣や薄物のときには短く着丈を決めるので、長襦袢の身丈もそれに合わせておかないと~
次回着る時は単衣の時期又は薄物になってから。それまでにはやっておきましょ。
気が早いですが、真夏の薄物着がますます楽しみです😄