今季初めの単衣着物♪羽織ものと今日の着付け道具

無地の紬に絞りの羽織コ―デ

本来ならまだまだ早いのですが・・4月に入りさっそく単衣着物にしました。稽古中はどうしても暑くなるからです(踊り仲間では私だけ)

小紋は無地、紺というよりも藍色の真綿紬です。微妙に黄味も感じる色で好きですね。

京袋帯を角だし太鼓で

今回の帯は「京袋帯」と称されているものです。

以前ネットショップで初めて「京袋帯」を見たとき、普通に袋帯(洒落ものの)の別名なんだなぁと思ったもののこれが全く違っていて・・😆これは「名古屋帯」のひとつであるということをその時に初めて知ったのでした。

袋帯のように裏面表面の別布で袋仕立てですが、長さから言えばなるほど名古屋帯!長さは380㎝です。(袋帯だと約432㎝程から460㎝程くらいかな)

京袋帯だと長さがあるので角だし結びもしやすいですね。

最近の一般的な名古屋帯それ自体も長くなってきてますが、誰でも角だしが楽に結べるようにとのことでしょうかね?角だし好み多いですものね😊

羽織紐に迷った絞りの羽織

今日の天気から、コートの気分じゃないな・・ということで軽快に羽織を選びました。

これは袷の仕立て。ブルー系を基調とした多色ボカシの絞り、ロング丈です。ロングと言っても膝下でふくらはぎ上くらいが丁度よい好みの長さです。

着物の袖丈が45㎝に対して羽織は48センチ強。一般的な着物の袖丈(49㎝)に合わせた羽織なので合いませんが、今日のところはやり過ごしました。

羽織紐ですが、色的に好みの方である左の玉付きにしてました。羽織の”乳”に専用のSカンを引っかけるタイプですが、長すぎない?と思いました。乳の位置との兼ね合いかな?

長いので胸元が開きすぎます。またこれは絞り地が軽いせいもあるかもしれませんが、動きによってはSカンが外れやすく感じて変更しました。

結んだ時の位置よし長さよし👍黄色ボカシの方が組み合わせ的にもしっくりきました。
クリップやSカンだったりビース紐だったりと、いろいろ違ったものを使ってきましたが、結局なんだかんだ言ってもフツーの羽織紐で結ぶという方が、外れることもありませんし無くすこともありませんね。

今では結ぶタイプでも長~い羽織紐がこれまた流行りですが、残念ながら私の年齢か雰囲気違いなのか全然似合わなく思います😌

今日の着物のナカミ使った道具

着物の袖丈に合わせた「替え袖」を使いました。ここではお馴染みの満点スリップに、マジックテープで付けてます。(「うそつき袖・替え袖」にする理由作り方、付け方コツ
以前、着なくなった羽織の袖裏地を外しそのままの長さで再利用したものです。一時期は着物に直接縫い付けて「内袖・うそつき袖」として使用していましたが、のちに着物から外してマジックテープを付け「替え袖」に。

着物も減ったことだし、元に戻しまた専用で着物に付け直そうと思いました。

身頃が晒の「付け衿」も、すっかりお馴染みの道具で長いこと使ってます。使い込んでいて下の足袋とかと比べると黄ばんでいるのがありありと分かりますね😅(半衿はクリーム色)

元は半衿付き筒袖半襦袢です。いいのだけれど、手間を省いて肩幅そのまんまです。
他は、和装ブラとモスリンの腰紐、コーリンベルトと帯板(ゴムベルト付き)足袋。
以上が今日使った着物の下地や小道具です。

早すぎる単衣着物でしたが、今日の天候では丁度良く稽古もしやすかったです。