70代のお着物姿を時々ご紹介しています。稽古日の休憩時などタイミングを見ながら写させてもらっています♡
グリーン地の紬。袋名古屋帯(かがり帯)のお太鼓は、改良枕?とか言われている特殊な道具を使っているそうです。
こちらも袋名古屋帯ですが、使いやすく二部式に改良したものです。小紋は疋田(ひった)柄ですね。
黒地の小紋に紫の半衿が効いてますね。半巾帯はちょこんと小さな貝ノ口。小さなというより細い貝ノ口というのかな?結ぶときに更に半分の巾にして作っているからです。
向かって左は総絞り。過去に和裁のお仕事もされていたお方なので、もしやこれは着物から仕立て替えしたのでは?と思いました。聞けば、やはりご自身での仕立て替え。
元は羽織だったとのことで、身丈を長くするために裾の折り返しを下ろし裏地に別布(黒地の布)も継ぎ足したそうです。
「マチ」を外して脇を縫い直し、衿は一旦外して広げて付け直す。紐を付ける。そんな感じで仕立て替えています。
皆さんの装いも楽しみな稽古の日、次回ゴールデンウィーク明けの稽古日には単衣着物の人何人いるかな?