10月中旬とりあえず単衣!江戸小紋と身軽な羽織もの

北海道は暖房を付けたくなるほど寒い朝が続いています。

着物も袷といきたいところですが、私としては踊りの稽古で着るにはまだ暑いわ!ということで・・とりあえず、単衣にしておきました。

日中は珍しくカラッとした良いお天気だったので、身軽な羽織もので軽快に装いました。

江戸小紋と半巾帯と袖なし道中着

裏面の色柄がこれまた好みな江戸小紋、これは裏表両面染めとなっています。
紫の袖が付いた二部式襦袢に付けっぱなし(笑)の刺繍半衿。
キリッとしたイメージの半巾帯を合わせました。そしてアクセントにオレンジラインの大島の帯締め。

この普段使いの帯締めは、ほんとによく活躍してくれてますね。。
普通に羽織か道中着か・・と考えてましたが、あまりにも良いお天気だったので袖なしの道中着にしました。

わずかな徒歩とバス移動は2停留所だけ・・稽古だしすぐそこまで感覚、自分の体感としては単衣で丁度良しの組み合わせでした。

ウール素材の袖なし道中着はホームコートにしてもいいんです

ほとんど着ていなかった、母からのお下がり道中着は懐かしいウール(化繊混紡)素材で、裾周りが更紗柄との切りばめになっています。

私も何度か着ましたが、裄丈の微妙な足りなさに数年前思い切って袖を外したのでした。

これって、実はホームコートとしてもお役立ちなんですよね。

着物の袖をコートの脇から身頃中へすっぽり入れちゃえば、袖底がぺらぺらと邪魔にならず、ちょっとした軽いキッチン作業もこなせます。
急な来客へのお茶なども袖や前を汚すこともなく作業もし易いのです。

素材的にも自分で洗えるし(ネットに入れて、押し洗いか洗濯機)普段着、日常着としては便利な1枚。

着ない道中着の、袖を取っちゃうだけでこんな風に活用できるのってよくない?😀