オーソドックスな組み合わせ大島紬に塩瀬の染め帯

同じ大島でポップ対シック、帯周りだけ変えてみたら

先週も着た大島のコ―デでは、帯周りに色を効かせたのでポップな雰囲気?になりましたが、今回は反対に色を抑えてシックな雰囲気にしてみました。

着物と長襦袢に半衿も前回とそのまま同じもので、帯まわり(帯、帯揚げ帯締め)のみ替えての組み合わせです。

塩瀬の染め名古屋帯に、裏ワザ?で使いやすくなった絞りの帯揚げと、アイボリーの帯締め、ビーズの帯留めを使いました。

この帯も、わずかながら青っぽい(薄グリーンの色味?)感じがしますが、グレー感もあり落ち着いていて、シックな帯周りになったと思います。

紬に塩瀬の染め帯、いわばオーソドックスな組み合わせですよね。60代には着ていて落ち着く感じというかしっくりくる感じ?がしました😊

面白みがないようで、実はパンチの効いてる部分が袖から覗く強い緑と薄黄緑の半衿です。

私は、季節を限定するような柄の帯は持たないことにしてます。なぜなら、”今”とか”この時”の機会をきっと逃し続けるだろうから(笑)持ってもムダなんですよね。

なので有るのは幾何学模様や植物でも抽象的な柄のみ。この草花柄も何の草花かはっきり分からないような柄なので、特に決まりなく(袷の時期中心にいつでも)使っています。

簡単帯か前結びか後手結びか試してきた結果

ところで、これは以前リメイクにハマったときに作った二部式帯です。前帯とお太鼓完成型のスタイルです。

切らない作り帯から、二部式、紐あり紐なし、お太鼓完成型自由形など、自分にはどのスタイルが使いやすいかいろいろと作り試してみたものです(カテゴリー二部式付け帯作り帯)どんな使用感かの、ほぼ好奇心ですね(笑)

回りまわって、今となってはそのまま1本の姿がやっぱり一番かな・・。というのも着付けや帯そのものに慣れ親しんだからこそ、じゃないかな?何でもそうですが、もともとの姿形が結局は良かったりしますよね。

そして通常の帯ならいつでも「前結び」(前で形を作り後ろへ回す方式)と、すっかりそれに馴染んでいます。

手軽な半巾帯は普通に当たり前のように前で結ぶのに・・逆にややこしい名古屋帯や袋帯となると、なぜ後で締めるのがいいみたいになってるのだろうと、昔から不思議。

そりゃあ、後ろ手ですす~っと結ぶ姿って美しいよなぁとは思いますけども😊


ということで、前回と今回の大島コ―デ比較と、帯よもやまでした。