新年初めて着物~気を上げるための泥大島コ―デ、珍しい仕立てと割烹着

昨日は扇初めでした。昨年末から4週間ぶりの稽古となり、ここまでお休みが続くと億劫になっちゃう😅

何を着て行こうかと前日考えもするけど、着ること自体がなんだか面倒になってしまってね。肌着から下着、着るもの羽織るもの履物まで、冬なら特に総とっかえで面倒くさ・・なんてね。

ほんとに私は稽古でもなければ思いっきり着物離れしちゃうんじゃないの?これ、と。。着物を着るには、心ばえというか心意気ひとつ😌気力の必要な時がありますよ。
そんなこと思いながらも、自分のために少しでも気を上げての着物身支度。さてと選んだのは、やはり自分が一番好きで着易い”紬”となりました。

泥大島です。この大きな連続柄が気分を上げてくれそうでした。しかも珍しいのが胴裏と八掛が一体になった仕立てで更には衿裏地まで一緒なんてすごくないですか?
一般的に袷の紬の裏地には、紬の八掛と白い羽二重の胴裏に衿裏となるのですが、これは全ての裏が同じ紬地です。八掛地を全体に使ったというような仕立てです。

それが弁柄色というので、全身が暖かく包まれて気も上がる感じがしました。

帯は二部式。これですが、飽きないし使いやすい帯でよく登場してますよ。小物使いに、半衿と帯揚げも赤っぽい色を。攻めてます(自分を鼓舞するように😆)そう長襦袢まで赤(うろこ柄)でしたw

着る気にならなくても、準備して動き出しさえすれば何時ものその気になってくるもので、気持ちも戻ってきます。

着ればやっぱり心地がいいです。扇染めということでお稽古自体は少しだけでお茶の時間多めで楽しみました。

稽古からの帰宅後はそのまま割烹着を着て夕飯の支度。いつ以来?たまにはいいものです。
来週は母の訪問着でも着て行こうか?と考えてます。