先日のお稽古着物風景です。
着物類の収納と言えば、桐箪笥の他に桐箱もありますが大型の「茶箱」もよく使われていましたよね。その名の通り本来は茶葉を運んだり保存したりで使用していたものですが、湿気を防ぐことで衣類や装飾品、本などいろいろな収納にもよく使われてましたね。
桐箱の内側には銀色のアルミみたいな(トタンかブリキ)のが張られているアレで、かつては私の実家にもいくつかありましたよ。(小型の茶箱はお茶道具用のもののようです)
50年ぶりも驚きですが、茶箱の保管力も凄いじゃないですか~😆玉手箱みたい💓
形見の茶箱を受け継いだ当時に一度開けたのが30代の頃だったそうで、地味でまだまだ着れないと思った着物の中から、今回はこの小紋を初めて袖を通したとのこと。
近年なら、若い方たちが好んで着そうな感じじゃないですか?モダンで派手めなアンティーク着物を除けば、若い方の方が地味好みだったりしますよね。私もそうでしたよ。
青から紫のグラデーション縞に地模様が浮き出て美しく私も好きだなぁこの感じ。お袖が55㎝くらい?長めの仕立てで袖をよく扱う踊りのお稽古にもぴったりです。お母様の着物が寸法違いの心配なく着られるって、いいですよね👍
今では半巾帯を結ぶよりも、この二部式太鼓はひょいと背負うだけだから扱い易いし締めやすい!と。お洒落でお太鼓にしているのではなく、この方が楽だからと仰ってました👍
で今回のアップスタイルは、すき毛を後頭部に入れこんもりとさせ襟足もとでピンなどしてコンパクトにまとめ、残った毛を先からくるくるっと巻き上げた形。ギブソンタック?のような感じです。後頭部のふんわり感がありながら、こじんまりと落ち着いていてステキです。(上手く撮れてなくて見づらくすみません💧)
お稽古だもの赤い着物どんどん着よう😁イコール今ある着物を生きてる間に残らず何でも着てあげようということです。赤い=若い頃の、ということでもあります。
ということで、お稽古終わりの徒歩グループ。