15年以上前に誂えたシルクウールの単衣着物を着た。秋深し・・な色柄。着物を着始めたあの頃はウール系を好んで着ていた。
シルクウールといっても、化繊・ウール・シルクの混紡だったと思う硬めの質感だ。ちゃんと居敷当ても付けてもらってしっかりした作り。よく着慣れていたバチ衿仕立てにしたのだが、今となっては広衿のほうがよかったかなとも思う。
帯締めを使うやり方であればタレを作ってもう少し大人らしい結びにも出来たが、稽古だし小物は省きたいからこんな感じで妥協。自分には、らしくない可愛い系帯結び。
フォトアルバム見て気付いたが、去年の秋にもちゃんと着ていたんだこの着物。すっかり忘れていた・・
あの暑さはどこへ?といきなりの15度以上の差。新しい稽古の会場へはこれに例のサロペットモンペを穿いて自転車通い。自転車だから羽織物ナシでもまだ大丈夫な感じだ。
なにせミニサイクルだからゆっくりこいでる場合じゃない。車輪が小さくビュンビュンこがなければ上り下りに対応できないー(汗)見る人からはどう映ってるだろう?あと5回そこの会場での稽古だが、どうか雨にならぬよう・・願います(笑)
先日買った黒い色無地と肌抜くの半襦袢が届いた。衣装としてのお買い物だ。
うん、まずまず。ピンクのはいつもお借りしていたのと微妙な発色の違い?はあるようだ。青みを感じるピンクと純粋ピンクといったような。同じと見る人もいるかもな差。
黒色無地は縮緬風。こだわりさえなければだが、もし紋を入れて着用するにしてもしっかりした生地感だし十分な仕立て上がり品だと思う。たとえ正絹の黒紋付きでさえ数人並んだ時にはその黒色の違いというのはやっぱりあるものだから。
さて、あとの針仕事がある。
それは、肌抜きの衿に衿芯を差し込めるようにすること。そして着物の重ね着ふうに、衿・袖口袖振り・左前衽裏に別布を縫い付けること。そこも皆と合わせる部分だ。
それはまた落ち着いたら、チンタラやるか~