黒紋付きってカッコいい!と再確認、家紋シールで衣装合わせと冬支度

10月下旬に雪が降り積もった。こんなの初めてじゃないか?いや、8年ぶりらしい。さらっと降るくらいならほぼ例年通りだが、地元では2センチ以上も積もった。2日かかって今日はすっかり解けた。ほ・・

ということで昨日の踊り稽古へはさすがにタクシー利用。シャーベット状の中自転車では危ないからね。同じく自転車通いの二人で乗り合わせ、往復割り勘乗車。交通の便が悪い稽古会場へはこれで終わりだ。来週からはまた元の通いやすい場所へと戻る。ほ・・

そして昨日は、12月の高齢者文化祭に出場するための衣装を9人全員が揃って合わせた。黒紋付に別布を施した衣装だが、説明通りにみんなが説明通りに出来たかどうか、またどのように着るかを再確認し合った。

キラキラの別布の裏面の方をあえて使うことや、出す幅に勘違いや忘れが結構あるもので、何度か聞いたり説明されてても必ずアララ?ってある。やり直しや手直しがきっと必要だからこその、1ヶ月前の衣装合わせだった。ほんとにこれが、あるあるで面白い。

自宅から着て行った衣装。ただの黒地着物を買って(準備の記録、芸能発表に向け工夫のステージ衣装がほぼ揃う)後日に張り紋(シールタイプ)を買ってペタッと貼り付けた。
はじめは家紋は消そうとの話だったのだが、曲のイメージもありそのままでいこうと変更になった。皆は手持ちの五つ紋黒紋付だが自分は紋無し黒無地の着物だったから貼り紋にしたわけだ。これが貼ってみると違和感なし。シールがサテン生地だからかな?

いやあ、紋があるだけで着物が一気にかっこよくなる!黒紋付き好きだわ。当たり前だが格が上がり上質そうにも見える。シール貼っただけでこんなに違うもの?
紋無しの訪問着や付下げ、色無地にペタリと1枚~3枚(背紋・両袖後ろ)それだけで格が上がっちゃう、こんな家紋シールかなり便利だ。


背紋と右側の抱き紋と袖紋は、着物を肩脱ぎすることでどうせ見えなくなるから家紋シールは見える部分だけにした(ケチった)。左側の抱き紋と袖紋の2枚のみで、あるはずの背紋部分はギリ隠れる感?正直、見えなくても普通に5箇所全部貼っちゃっても良かったかなあと後で思ったり。
これが衣装としての着方。右上半身を肩脱ぎする。下前も上前も端をぐっと斜めに引き上げて着る。赤の裾除け丈は着物の裾と揃えるかギリ見えるくらいに。動くと裾除けも八掛けのキラキラ別布もチラチラとよく見えるように、ということだ。

いよいよ冬シーズン到来。衣装の上にはキルティング道中着とストールに雨草履と、初の防寒仕様だった。