麻の「のれん」で半巾帯を作ってみた

麻の夏帯は名古屋帯のみ一本あるだけなんです。普段用に半巾のものが欲しいとずっと思っていましたがなかなか・・。リネン生地で手作りしてみようかと考えてみるものの希望に叶うものが無くしかもそれなりの値段にもなるのね。

そこで「麻のれん」なんかに、もしや良さげなものがあるのでは?と思ってました。そう考えて早数年・・笑。数日前、たまたま見ていたネットショップに新品のお買い得のれんを見つけました。1280円+メール便代です。 

ま、失敗したらセンタークロスでも・・ってことで即買い。リサイクル着物 忠右衛門さんで買いました。ロングのれんです。これがうまくいったら楽しみも増えるってもの。計ると巾44センチで長さが150センチのが2枚ということになります。
麻といっても、ポリエステルと麻の混紡でザックリした織り地。このザックリ感と色が気に入りました。まずは元のミシン目を丁寧に全て解き反物状態に。
巾を只半分にして合わせれば簡単なのですが、それでは帯巾が22㎝になってしまう。でも切りたくはないので、巾を16センチに決め余分は中に折り込む形にして縫いました。
写真は帯の上線になる部分、耳のザックリ感はそのまま活かし、2枚合わせてかがってるところです。
帯の下線は締める時に力が掛かりますから、余分な巾分を織り込んでいるので厚みと丈夫さが出来て良かったと思います。両端も少し中に折り込み縫い閉じて。
出来上がり寸法は16センチ×295センチ。変わり結びはしないので充分な長さです。
ほんと久しぶりに針を持ちました。出来上がりはこんな感じ♪早速締めてみよう!です。
がっかりか、ばんざいか・・
着装してのお楽しみです。(締めてみました~サマーウールと暖簾帯