古い十日町紬に 古い博多半巾で 新年会


夕べは地域の新年会でした。

我が地域も高齢化が進んで・・若い方も住んではいてもなかなかね・・

年々地域行事への参加人数は減る一方みたいです。



着て行った着物は十日町紬に博多織りの半巾、どちらも古~いものです。

黄色系の明るい帯と迷ったのですが、あえての地味色。半衿も普通に白、縮緬地です。

ん・・なんでか?

他に着物をお召しのご婦人がいらっしゃるので若輩者の私は地味にこじんまり・・しといたつもり。

お1人はいつも柔らかものではんなり小紋。

民謡歌をされている可愛らしい熟年のご婦人で、、でも今回は残念ながら欠席でした。

もうお1人はコーラスグループに長いこと所属されている素敵なご婦人、ここ数年着物でいらしてるの。

紬がお好きなのか今回も大島で、ブルー系の細かい絣。

辛子と薄いオレンジ色の博多半巾に、辛子色の無地半衿。

その半衿がなんとも合って素敵でした。

その方からアドバイスを頂戴したのは半衿のこと。「色半衿にしたら?楽しいわよ~」と。

ふふ♪会話が弾みましたよ。

着物好きなわたしにとってもこういうシーンは嬉しいかぎりです。







紺地に青や緑、黄土色などの絣。緑色のは松が織り出されてます。

一見地味で古いけど、よく見るとモダンな感じで格子が効いてます。

皆さんにお酌してまわると、やはり着物談義。年齢的にもそういう話は盛り上がり、、、

沢山お持ちなんですよねえ皆さん。。勿体ない限りです・・



地元の日舞教室(自分が習ってるところとは別の)の舞台衣装を一手に引き受けてらっしゃるご婦人も

いらっしゃいます。

ご高齢ですが長いこと現役で和裁師として活躍されていて、お直しもいろいろしてるとのことで・・

この機会に着物の裄出しをお願いした次第です。

きっちり大事に長く着たいと思う着物は、やはり専門家にお願いしたいもの。 ワクワク




さ、明日は踊りの稽古日です。

着物は何にしましょ。

虫干しのつもりで順々に着まわさなくてはね。