夕べは地域の新年会でした。
着て行った着物は十日町紬に博多織りの半巾、どちらも古~いものです。黄色系の明るい帯と迷ったのですが、あえての地味色。半衿も普通に白、縮緬地です。他に着物をお召しのご婦人がいらっしゃるので若輩者の私は地味に控えたつもり。
お1人はいつも柔らかものではんなり小紋。民謡歌をされている可愛らしい熟年のご婦人で、でも今回は残念ながら欠席でした。もうお1人はコーラスグループに長いこと所属されている素敵なご婦人、ここ数年着物でいらしてるの。
紬がお好きなのか今回も大島で、ブルー系の細かい絣。辛子と薄いオレンジ色の博多半巾に、辛子色の無地半衿。その半衿がなんとも合って素敵でした。
紺地に青や緑、黄土色などの絣。緑色のは松が織り出されてます。一見地味で古いけど、よく見るとモダンな感じで格子が効いてます。
皆さんにお酌してまわると、やはり着物談義。年齢的にもそういう話は盛り上がります。沢山お持ちなんですよねえ皆さん。勿体ない限りです。
地元の日舞教室(自分が習ってるところとは別の)の舞台衣装仕立てを一手に引き受けてらっしゃるご婦人もいらっしゃいます。ご高齢ですが長いこと現役で和裁士として活躍されていて、お直しもいろいろしてるとのこと。この機会に着物の裄出しをお願いした次第です。
きっちり大事に長く着たいと思う着物は、やはり専門家にお願いしたいもの。
さ、明日は踊りの稽古日です。着物は何にしましょ。虫干しのつもりで順々に着まわさなくては。