カジュアルはんなり紬地の小紋「はんなり」とは?

1週間ぶりのお稽古でした。今日は紬地の小紋です。

「カジュアル」と「はんなり」の、両方兼ね備えた感じの便利な着物だと思っています。

今稽古しているのは「女舞」なので、お袖を使う所作もし易い柔らかものがベストですが、この小紋は紬地なのでシャリ感があるけれど柔らかさもあるので丁度いいのです。
着物に親しみ始めた頃は、「紬」一辺倒でした。

柔らかな「はんなり」系の小紋などは、気恥ずかしいし自分には似合わない。・・そう思っていたけれど、和装にだんだん慣れてくると又考え方も変わってきて、次第に紬以外にも袖を通すようになりました。

柔らかものも、いいものだなぁ って。それでも、「京のはんなりさん」には程遠い・・です(笑)ところで「はんなり」とは?ヤフー知恵袋 によると・・

京都ならではの方言で「華なり」が転じて「はんなり」と発音するようになり、「華やかでありながら気取りがなく、上品さと気品を兼ね備えてるさま」を表す言葉です。

ところが最近では「はんなり」という言葉は60歳以上の約65%の人が使っていますが、10~20歳代の世代では10%に現象していのが実態です。と。

なるほど、現代では方言そのものが少なくなってきてる感じもする。北海道でも、TVでよく見聞きするような方言は実際ほとんど言わなくなってるしね。

時代と共に変わりますね。