化繊の着物に袖なし羽織(着物ベスト)

こんなに暖かくては、稽古は単衣。
昨年ご近所さんに仕立ててもらった化繊の着物にしました。筒袖の半襦袢でラクに着てますが、こうして見るとやはりお袖がさみしいもの。

昨日の真綿と違って、化繊はヒンヤリします。でも少々蒸れる。これからは何を着ても暑いし蒸れますけどね。

しかも化繊ならどんなに汗をかいてもザバッと洗える。やっぱり・・もう少し化繊の着物が欲しいところです。プレタも手頃でいいのだけど、踊り用には袖付けや袖口の寸法を変えるのでできれば誂えがいいです。

暖かいといっても、まだ夕暮れには冷えてくるのでせ。稽古帰りには汗もかいてるし車でも寒いくらいなのでサッと羽織れるものがあると助かります。

何度も登場の・・絵羽織からリメイクした袖なしです。昔の羽織ということもあり、裄を伸ばすだけの反巾がなかったので袖を外し、衿も一旦外してから巾を細くし付け直してあります。

紐のないベスト風です。こういうのを着てると話しに花が咲きますね。もう着なくなった羽織や着物をどうしたものかなど盛り上がります。

今夜先生の着ていらした黒の絵羽柄道行コート、元は絵羽織だったのよと仰ってました。

洋服ではなかなかしないけど、和服ってリメイクが楽しいです。でも最近は針仕事自体がすっかり億劫になってしまいました。