紬着物のお洒落着コ―ディネート
紬でも、紬の訪問着は、おしゃれ着から、お呼ばれ、ちょっとしたパーティなどに着られる「紬」です。そもそもは「紬」といえば家着、普段着の着物でしたが、時代とともにお洒落度や自由度が増していますよね。逆にその技術の高さ貴重さからも脚光を浴びていますしね。
形式や古い考えに留まらなく自由度が増して、その人らしさ生き方のひとつの表現を着物で。そんな時代が今ある、気がしています。
塩澤お召(本塩澤)は軽くてシャラシャラっとした織りが魅力です。↓これはお召しだけど訪問着(カジュアル感覚の)なんですよね・・訪問着の柄づけだからでしょうか?よく分かりませんけど便利かもしれませんね。
一見地味ですが、着てみるとシルバーグレー的な感じで明るくなります。生地感を活かして単衣仕立て。風にサラサラとなびく気持ちよさが塩澤お召しの良さらしく、虜になる女性が多いみたいですね。
ただ、雨模様には厳禁な超デリケードな「お召し」晴れの日限定です。
お天気関係なく私は大失敗しました。よくぞ生きかえってくれた!のエピソードはこちら
次に、古着屋店主さんが言うには牛首紬では?といわれた訪問着↓これは袷仕立てです。
色と染柄にひとめぼれ、中古でも安く手に入れられたのは自分で裄出しをしたからです。買い手もつかなくて(なぜ?)他の一般的な紬着物と並んでハンガーに掛かっていました。いい出会いをしました。
著名な方々が「式を重んじる最高の自分らしさの装い」として、紬の訪問着や紬の無地には紋を入れてお召になってる(それだけ有名な方だからこそ、受け入れられるというのもあるかもですが)まるで、紬好きな人たちの代表になってくれてるような気もしています。