思わず汗さえ拭えるデニム着物と暖かいモスリンの長襦袢

今日の稽古にはデニム着物。
当然、自分で洗える着物だから汚れなんて気にせず着られるところがいいところ。もっと言えばポリエステル着物より気楽な感じ。
というのも、多少のシワも着崩れさえも(言い過ぎか?)デニムのラフ感が気分をリラックスさせるみたいで・・。

流れる額の汗を、思わず袂(たもと 和服の袖の下の袋状の所)で拭ってしまうという・・ 「デニムだからいいや拭いちゃえ・・」です。(笑)

たとえポリエステル着物でさえ、さすがの私でも袂で汗を拭うなんてことはしませんよホントに。なのにデニムというだけで、そんなことしちゃうんですねー
稽古といえども、この冬に流れる汗とは?
今日は娘時代に仕立ててもらったモスリンの長襦袢を着て行ったのです。モスリン(ウールの薄い生地)は暖かくて冬にはgoodですね。

けど、私にとって稽古で着るには暖か過ぎて、これがとっても暑かったのです。それでなくても汗ばむ稽古。今日は特別な暑さでした。
(ちなみに、他の人達は同じもの着てても汗なんてかかない。私ひとり汗かき)

モスリンは柄がいろいろあって可愛いですね。ピンク系が多いですがこれもそう、ピンクの花柄です。10代の終わり頃に母が仕立ててくれたものです。
レトロ感あふれるモスリン。あの頃1度着たくらいで30年近くお眠り(笑)のあと、また着るようになったのでした。

北海道だからか?ウールにありがちな虫食い等も全くなくまっさら状態でしたよ。もう一枚あった方は以前”うそつき衿”や”うそつき袖”などにリメイクしました。

もっと落ち着いた薄い色柄のがあれば、もう1枚くらい仕立てたいなとは思ってますが、いい出会いがあればね。