60代の黄色い着物、紬にイカット帯のエスニック調コ―デ

飲み会がコロナによって中止、先月のことですけども。
・・なんていうかそこまで神経質にならなくても・・とは思うものの、一人でも「行かない」となったら「私も」「私も」となり😏

その時に着て行くはずだったコ―デ、前ページ、付け下げコ―デと同じく平置きです。

カラシ寄りの黄色地、織り糸の節が味わい深い紬です。
明る気な中にも渋みあり。薄い海老茶の横段が程良く落ち着かせてくれると思います。
50代後半から好むようになった雰囲気。で、これはリサイクルで見つけたもの。リサイクルだからこそ躊躇なく買える色柄です。年と共に明るい色が着たくなりますよね?私は確実にそう。

60過ぎてピンクやら赤やら黄色やら(笑)着たい感じです。「年を重ねるごとに派手(ケバケバしいのとは違う)にしろ」とも言うじゃないですか?まさにその心情。

これ仕付け糸がそのままの未着用で、表の紬地にはどこにもシミなく綺麗でした。それなのに超破格。なので、飲み会でうっかり汚しちゃってもあきらめられる😏💦リサイクル着物(但し安価なお品)はそんなところも利点。
こういった色味は、和服に対するイメージからは一般的に好まれないんでしょうね多分。着るにはちょっと勇気がいる?のかもしれませんね。けど遊びの着物にはうってつけ。

着物って単体で見るよりも実際に着てみた方が、又コ―デしてみると「あれ?意外とそうでもない」ということがよく分かりますね。

帯はインド綿の絣織り、イカットです。前帯とお太鼓が別々の二部式帯です。帯まわりでエスニック感を取り入れてみました。着物も帯も、言わば同じ絣だから馴染むのかな?
着物の色と帯の絣がリンク。暗い赤の帯揚げも帯の絣とリンクしてるし、渋み紫の三分紐は着物の柄と八掛けとほぼ一緒。

ピアスをリメイクした帯留(縦に置いちゃったけどホントは横です)のターコイズとシルバーでアクセントを。

半衿ですが、この組み合わせの場合はどこかに清潔感が欲しいところ。それでスッキリと白にしたのです。けどぽってり感のある縮緬です。

帯や小物の色柄によっても印象ってガラッと変わるもの。組み合わせ次第、それがまた楽しいですね。

あなたなら、こんな着物にはどう合わせますか?(そもそもこういった着物は着ない・・なぁんてことはナシで~😁)