付け下げ着物に帯5選~着そこなった着物の平置きコ―デ

お借りしている会場の都合もあり、踊りの稽古は今月中はナシ。そのあとは又いつから始められるかも全く分からない状態です。祖母らしく(笑)小学校閉鎖中の孫たち3人と遊ぶ今日この頃でした。

前、前ページでもちょっと書いてましたが、予定していた特別な外出が中止になりまして、その時に着るはずだった着物を着たつもり(笑)で記録しました。

平置きコ―デですが、ついでに他の帯とも合わせてみました。ただ、小物の帯揚げ帯締めは同じもので統一と簡単に済ませておきました。

シックな付け下げに合わせる名古屋帯と袋帯

シチュエーションは、ホテルで個室をお借りして、サークル仲間数人でのランチ会です。着物は、滅多にほんとに滅多に着ない”付け下げ”を着るつもりでした。
全体は薄いグレー系に渋いピンクのボカシ。花瓶に笹の葉(でいいのかな?)が入っていてわずかな金彩。全体的にスッキリとして粋な雰囲気です。シンプル柄なので末永く着られるもの。後ろ側は左袖と裾に、ほんの少し笹の葉柄。

付下げに名古屋帯3選

これが予定していた名古屋帯とのコ―デです。黒地に金糸銀糸、六通柄です。あっさりと、控えめ?オーソドックスな組み合わせです。小物まで白黒系なので寂しさもアリですが自分らしさってことでー
もし50代の頃であれば、着物のピンク部分に合わせて帯揚げ帯締めにもごく薄いピンク系のを使ったと思います。

次は、海老茶っぽい地色に武将(?)柄。全通柄です。柄の辛子色が金糸っぽく見える感じです。合わせてみて、上の帯よりもこっちの方がいいかもと思いました。
そしてブルー系の地色に金糸銀糸の六通柄。これ実はリバーシブル帯で、もう一方の柄が最初の黒地となっています。帯の色柄そのものでいえば、こちらの方が断然好みなのですよ。

付下げに袋帯2選

石摺唐糸の洒落袋帯。ポイント柄です。くすんだ薄い紫にカラフルな織りが全体をモダンな感じにしてくれました。

この場合は半衿にも遊びを入れたいし、帯締めより三分紐で帯留を合わせたいです。
やっぱり、こういった感じが一番好きだし自分らしい。
最後はフォーマル用、洒落着にも使える袋帯です。全通柄で、ブルー系を中心に多色に金糸の変わり織り。見る角度で色味に変化の出るものです。
なんか、着物に同化してる?もっと帯が派手に見えるかと思いきや、そうでもなかったです。重ね衿をするなり、これもやはり小物次第ですね。

以上、同じ付下げに袋帯と名古屋帯を帯5本合わせてみました。

付下げのコ―デも無限大

付下げは、ちょっとしたお洒落着にもフォーマルにも、帯次第で着られる範囲の広い着物ですね。今回は思い付いた数本だけを合わせてみましたが、この他にも手持ちの中で合いそうな帯はまだありそうです。

というか、この付け下げ自体が帯をあまり選ばないんだと思います。

ちょっと金糸か銀糸の入た名古屋、重厚な印象の名古屋帯、そして洒落袋帯からフォーマル用の袋帯など、装う場面に合わせていろいろ応用が利きますよね。

今回は統一しましたが、半衿・重ね衿・帯揚げ・帯締め・帯飾りとか、小物次第でも雰囲気はガラリと変わるので、コ―デは無限大ですよね