白大島の泥染めのこと、1月に白大島着るならコ―デ

今回で3回目。1月の今、着るならこれかな?というトルソーによる”つもりコ―デ”です😁

白大島とセルフ仕立ての名古屋帯コ―デ

これも踊りの先輩より譲って頂いた1枚です。たしか9マルキと聞いてます。絣はカタスですね。これは裄丈直しの必要はありませんでした。

何度か着てるそうですがこれが几帳面なことに、袖や襟元と裾周りに収納のためのしつけ糸がきちんと掛けられています。私は着ていないので糸はまだそのままです。

本場白大島の泥染は白泥染だったのね~

一緒に頂いた証紙で本場大島紬の泥染と分かりました。旗印、手織り。

改めて納得したのは、泥染でも白泥染めなんだということ。なるほど、確かに美容の泥パックにも茶泥白泥ありますもんね~(笑 昔よく使ってたどろんこ美容のハナシね)

少し前までは、泥なのになんで白?と漠然と不思議に思いつつ調べてみることもしなかった私。なぜならあまりにも奥深過ぎるし、ちょっとでも知ると確かめたくなり手にも入れたくなるという恐れ(ww)

この着物で言うなら、白泥と化学染料(色のある部分)で染めた糸で織り出したと考えたらいいのかな?

全体的には薄い灰緑な感じ。柄の一部に薄紅や薄青の濃淡といった感じです。今の年齢にもこれから先もずっと着られる丁度良い柄と雰囲気です。

同系色コ―デの帯周りに差し色

名古屋帯を自分で仕立ててコ―デするで、以前紹介しましたが今回はそれを合わせました。着物と同系色ですね。

ぽわッとした花の印象が綿雪のようで今の季節にも良いなとチョイス。

全体が寒色系なので寒々しいかなと思い、小物には暖色の赤(真っ赤ではない)と海老茶のような色で、差し色&締め色を加えました。
カジュアルの区切りはあるものの、帯を選ばないし帯周りの組み合わせが楽な着物だと思いました。大島は水にも強いし、普段着お洒落着に重宝する着物ですね👍